誰でもわかるリノベ用語集301
■聚楽(じゅらく)
「聚楽」とは、塗り壁の一種のことです。豊臣秀吉が建設した聚楽第の跡地付近の土を用いたのが由来とされています。茶褐色の土壁で耐火性に優れているのが特徴です。年月を重ねると独特の色合いに変化することから、茶室などの壁に使われました。現在でも、和室を建築する際に使用されています。
各辞書・辞典からの解説
「聚楽」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「聚楽」とは、以下のような文章で説明がされています。
「土塗壁を代表する京壁の中でも最高級の左官材料。京都市内で産出される、褐色で渋みのある色土で、古くなると独特の味わいのさびが出てくる。本じゅらく水捏ね(みずごね)仕上げなどが有名である。」
つまり、「聚楽」とは、「最高級の京壁」のことであるとおわかり頂けたと思います。