誰でもわかるリノベ用語集005
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■オープンキッチン
「オープンキッチン」とは、キッチンが壁で仕切られているのではなく、ダイニングやリビングとつながっている形式のことを言います。
キッチンのための空間を取る必要がないため、リビングやダイニングの空間が広く感じられ、開放的な印象を与えるメリットがあります。
さらに、オープンキッチンにも島のように独立したキッチンを持つ「アイランド型」、比較的狭い面積でも実現しやすい「ペニンシュラ型」といった種類もあります。
各辞書・辞典からの解説
「オープンキッチン」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「オープンキッチン」とは、1つ目の意味がレストランなどにおいて「客に見えるようにしてある調理場」のことを指し、2つ目の意味が「食堂の中」に設けられた台所のことを指します。これはダイニングキッチンとも言われるものです。
(2)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「オープンキッチン」とは、1つ目にレストランなど店頭で「客席から見えるように作られている調理場」のことを指し、2つ目に「台所と食堂が一緒」になっているダイニングキッチンの意味も指します。
これらを合わせてみると、「オープンキッチン」は、レストランで客に見える調理場という意味と、自宅空間でダイニングに合わせて設置されているキッチンという意味の2つであることが明確にわかってきます。
まとめ
「アイランドキッチン」と一見混同しがちですが、「アイランドキッチン」はキッチンの両端ともリビング・ダイニングに繋がっている独立した島(=アイランド)です。
「オープンキッチン」を採用している物件は「アイランドキッチン」よりも多く、スタンダードな一つではあるのです。
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