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「ラーメン構造」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「ラーメン構造」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集034

■ラーメン構造

「ラーメン構造」とは、柱と梁が交わる接合部を固く留め、変形を抑えた構造形式のことです。マンションのほか、公共建築物などにも利用されています。

「ラーメン」は日本語で「枠、額縁」という意味があり、別名「フレーム構造」ともいいます。

ラーメン構造を使用することで空間を広くとることができたり、自由に開口できたりするメリットがありますが、柱、梁などの部材は大きくなりがちです。

各辞書・辞典からの解説

「ラーメン構造」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「日本大百科全書」より
「日本大百科全書」において「ラーメン」とは、「構成要素の梁と柱が剛接合されていて、各接合部に集まる材端側において材軸線に対する接線のなす角が変形後も変化しないとみなせるような骨組み」のことであり、この骨組み形式を採用した建造物のことを「ラーメン構造」といいます。

(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「ラーメン構造」とは、「強固に接合された柱や梁などの軸組によって建物を支える構造」のことであり、「鉄筋コンクリート造」や「鉄骨鉄筋コンクリート造」がこのラーメン構造にあたります。

(3)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「ラーメン構造」とは、「柱と梁を強く接合し一体化させた構造形式。一般に柱が等間隔に並ぶ単純な構造で、窓がとりやすく、間取りの自由度が高い。」と説明がされています。

(1)〜(3)と合わせてみると、「ラーメン構造」とは「柱と梁を強く接合して一体化させた構造形式」のことであるとおわかり頂けたと思います。