誰でもわかるリノベ用語集163
■建築確認申請
「建築確認申請」とは、一定規模以上の新築や増築を行う建築物について、それが建築基準法に沿っているかを確認してもらうため、設計図などを申請することです。建築主事や指定確認検査機関に提出して確認してもらい、確認済証の公布を受ける必要があります。
各辞書・辞典からの解説
「建築確認申請」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「建築確認申請」とは、「建築基準法上、建築主は一定条件の建物の建築または大規模改修を行う場合」において、「工事着工前に計画が建築基準法関係規定や、敷地・構造・建築設備に関する法律などに適合する旨」の確認申請を建築主事や指定確認検査機関に提出し、確認済証の公布を受けなければならないことであると説明されています。
(2)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「建築確認申請」とは「建築確認を受ける」ために、「建築主事または指定確認検査機関」に設計図や仕様書などの申請書類を提出することです。建築主事とは「建築確認などを行う、資格を持った地方公共団体の職員」のことです。
(3)「ブリタニカ国際大百科事典」より
「ブリタニカ国際大百科事典」において「建築確認申請」とは、以下のような文章で説明がされています。
「建築物または工作物等の一定規模以上の新築,増築を行うとき,それが建築基準法の定める規定に合致していることを確認してもらうために,建築主が行う申請」
(1)〜(3)を合わせてみると、「建築確認申請」とは、「建築物など、一定規模以上の新築、増築を行う場合に、設計図などを建築主事や指定確認検査機関に提出すること」であるとおわかり頂けたと思います。