誰でもわかるリノベ用語集018
 

■ウッドデッキ

「ウッドデッキ」とは、建物の前に地面より高く設置される木製のテラスのことです。耐候性や防蟻性、耐菌性、耐腐朽性などに優れた天然の木材が使用されることが多いです。
 
リビングと一体化させ、アウトドア気分を楽しむ「アウトドアリビング」ができることもあって人気となっています。
 

各辞書・辞典からの解説

「ウッドデッキ」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
 
（１）「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「ウッドデッキ」とは、「広間や食堂などの前庭に木材を組んで作られた開放的なデッキ」のことです。
 
 
（２）「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「ウッドデッキ」とは、「木材、もしくは木材と樹脂を混合した合成木材で作られた構築物」のことです。「プラットホーム状」になっており、「床下構造を構築することで、床板のレベルを一定にしたもの」と補足があります。
 
また、ベランダに敷くすのこ状のパネルは「ウッドパネル」であり、「ウッドデッキ」とは区別されます。
 
さらに、住宅で使用する場合「内部空間とエクステリア（外構）である外部空間をつなぐ中間領域を形成する際にも用いられる」との説明があります。
 
（３）「建築用語大辞典」より
「建築用語大辞典」において「ウッドデッキ」は、「庭に面したテラスの上」に設置する「木製の甲板」であると説明されています。「屋根は付けないが、屋内の延長のような空間」として利用することができ、一般的な広さは「3〜6帖程度」だとされています。
 
（１）（２）（３）をまとめると、「ウッドデッキ」は「庭や庭に面した部分にも木材を組んで作るテラス、甲板」であることがおわかり頂けたと思います。