衣類や布団、家電など様々な物を収納するのに便利なウォークインクローゼット。中の壁紙にもこだわって、お気に入りの空間にしてみませんか。
こちらでは、ウォークインクローゼットの壁紙の色や柄の選び方をご紹介します。また、ウォークインクローゼットならではの悩みを軽減する壁紙の機能性にも注目します。最後に、おしゃれな壁紙のウォークインクローゼットの実例を見てみましょう。
事例集ダウンロードはこちら
ウォークインクローゼットの壁紙の色はどう選ぶ?
豊富な色や柄のバリエーションがある壁紙。あたたかみのある暖色、冷たいイメージの寒色、緑や紫などの中性色、ベーシックな無彩色など、色にも多くの種類があります。壁紙を選ぶ際は、色が与える印象を理解した上で、希望のイメージに合った壁紙を選びましょう。
それぞれの色が持つイメージをまとめてみます。
- 赤 :活気がある、ポジティブ
- ピンク :可愛らしい、優しい、甘い
- オレンジ:活発、陽気
- 黄色 :快活、明るい、ハッピー、気分が上がる
- 青 :リラックス、涼しい、寒い、落ち着き、冷静
- 緑 :リラックス、癒し、くつろぎ、さわやか、自然や植物のイメージ
- 紫 :気品がある、上品
- 白 :清潔感、明るい、すっきり、広く見える、万人受けする
- 黒 :重厚感、高級感、圧迫感、暗い、狭さを感じる
- グレー :上品、スタイリッシュ、落ち着いた印象
また、ストライプや花、ドット、タイル模様、木目調、レンガ調、石目調、織物風、コンクリート調など、壁紙は柄の種類も豊富です。北欧風、アンティーク、ナチュラル、エレガント、シンプルなど、インテリアのイメージに合わせて選びましょう。
自分や家族が使うウォークインクローゼットには、思い切ってビビッドなカラーや印象的な柄を取り入れてみるのもよいでしょう。ただ、インパクトのある色や柄は、全面に使うには抵抗がある場合は、一面だけに取り入れて、アクセントクロスとして使う方法を検討してみるとよいでしょう。
壁紙を選ぶ際、小さな見本や写真では、実際にウォークインクローゼット全体に貼ったときの印象が違うことも多いです。色や光沢感、質感などを見るためには大きめのサンプルを取り寄せましょう。また、実際にクローゼット内に見本を持ち込んで見てみるのもおすすめです。同じ色でも、採光や光の具合によって違って見えることもあります。
ウォークインクローゼットならではの悩みを軽減する壁紙選びを
洋服や布団など様々な物を収納するウォークインクローゼットの中には、いくつか悩みが生じます。詳しく見ていきましょう。
湿気がたまる
一度着た衣類や使用した布団は、汗などを吸収しています。それらを収納することで、ウォークインクローゼット内に湿気がたまりやすくなります。また、ウォークインクローゼット内に洋服や物を詰め込みすぎると、風通しが悪くなり、湿気がたまりやすくなります。さらに、浴室や洗面スペースの横などにウォークインクローゼットがある場合、より湿気がたまりやすいでしょう。
湿気を放置していると、カビが発生することもあります。ウォークインクローゼット内に収納する前に洋服などはよく乾かす、中に物を詰め込みすぎない、定期的に換気をするなどの予防は大切ですが、壁紙で対策する方法もあります。湿度を調整してくれる吸放湿の機能や防カビタイプの壁紙を選ぶとよいでしょう。
においが気になる
汗や皮脂汚れ、タバコなどのにおいがついたままの洋服や布団などを収納することで、ウォークインクローゼットの中のにおいが気になる場合があります。また、衣類を収納することでホコリも発生しますが、ホコリがたまると独特なにおいがします。
対策方法としては、洗濯や消臭スプレーをしてから収納する、ウォークインクローゼット内を換気する、消臭剤を活用するなどがあげられます。消臭、抗菌機能を持つ壁紙もあるので、においが気になる場合は取り入れてみましょう。
おしゃれな壁紙のウォークインクローゼット
様々な色や柄を取り入れた、おしゃれな壁紙のウォークインクローゼットの実例を見てみましょう。
グレーでスタイリッシュに
この投稿をInstagramで見る
グレーと白を基調としたクローゼットは、シンプルで清潔感があります。壁紙のさりげない模様がおしゃれです。
花柄が印象的
この投稿をInstagramで見る
インパクトのある柄ですが、シンプルな色合いのため取り入れやすい壁紙です。クローゼットに入るのが楽しくなりそうです。
さわやかな装い
この投稿をInstagramで見る
水色の壁紙は、涼しげでさわやかな印象です。棚などで白色を組み合わせることで、清潔感もあります。
重厚感のある雰囲気
この投稿をInstagramで見る
壁、床、天井をダークカラーでまとめているため、重厚感がある印象です。おしゃれで高級感があります。
まとめ
壁紙を選ぶ際は、インテリアのイメージに合わせて色や柄を決めましょう。想像と違ったということにならないように、実際にウォークインクローゼットに見本を持ち込んでイメージしてみるとよいでしょう。ウォークインクローゼットは湿気がたまりやすい、においが気になるなどの悩みが生じることもあります。吸放湿や防カビ、消臭、抗菌機能を持つ壁紙を取り入れてみるのもおすすめです。
事例集ダウンロードはこちら