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4畳のおしゃれな書斎・ワークスペースを作る!使い勝手よい空間にするポイントとは?

書斎は本を読んだり、仕事をしたりと集中した時間を過ごしたい場所。お気に入りのデスクやイスなどをそろえれば、作業もはかどるでしょう。

今回の記事では。4畳で書斎やワークスペースを作るときの流れを紹介します。使い勝手のよい空間にするためのポイントも解説していますので、作業スペースを作りたいという方はこの記事を参考にしてください。

4畳はどのくらいの広さ?

1畳の大きさは「不動産の表示に関する公正競争規約施行規則」の第10条に記載されています。広告などで住居の広さを畳の数で表すときは、畳1枚当たりの広さは1.62m2で換算されます。不動産の物件情報に「4畳」と記載されている場合、6.48m2が実際の広さです。

1畳の広さは地域によっも異なります。例えば、関東地方や東北地方では880mm×1,760mmの畳を使用しており、面積で表すと1.55m2です。一方で、近畿地方では955mm×1,910mmの畳を使用しており、面積に表すと1.82m2です。

関東地方と近畿地方を比べると、1m2あたりで0.27m2、4畳で計算すると1.08m2の差があります。「4畳」という表記があったときは、不動産の表記であるのか、実際の畳の表記であるのかをチェックするとよいでしょう。

(参考:キーワードノート「「京間」「中京間」「江戸間」「団地間」の広さの違いは?「平米」と「坪」への換算表と不動産での基準について解説」)

4畳の書斎やワークスペースの魅力

1畳のスペースを確保すれば書斎やワークスペースを作ることも可能ですが、ゆとりが足りないと感じてしまうかもしれません。複数のパソコンを使用する方や、さまざまな書類を保管する方には不向きでしょう。一方で、4畳のスペースを確保できれば、ゆったりとした書斎やワークスペースも実現できます。

4畳の場合は、デスクやイスの他に、ソファなどの家具も設置できます。作業の合間に、ソファでお茶を飲みながら一息つくのもよいですね。読書が好きならば、大きな書棚を設置するのもよいでしょう。大きめの書棚があれば、ジャンルや作家ごとにそろえて収納することも可能です。

使い勝手のよい空間にするためのポイント

4畳の書斎やワークスペースを使い勝手のよい空間にするためには、レイアウトの決め方や照明の選び方にこだわりましょう。ここでは、それぞれのポイントを詳しく解説します。

レイアウトの決め方

書斎やワークスペースには、まずデスクとイスを配置したいですね。デスクのレイアウトには主に3つのパターンがあります。

・部屋の端にレイアウトする

部屋の端にレイアウトするメリットのひとつは、イスを引くスペースや通路のスペースを考えなくてもデスクを設置できることです。空いているスペースには、ソファや収納棚などの設置も検討してはいかがでしょうか。一方で、パソコンを使う場合にはディスプレイが丸見えになってしまうので、複数で部屋を共有する場合には注意も必要です。

・部屋の中心にレイアウトする

部屋の中心にレイアウトするメリットとして、作業に集中しやすいことが挙げられます。端やコーナーにデスクをおくと目の前に壁があり、目も疲れてしまいがちです。

部屋の中心なら、どこを見渡しても開放感がありリラックスしやすい環境です。アイデアはリラックスしているときに浮かぶものと言われます。開放感のある空間は書斎にも取り入れてみましょう。一方で、中心にデスクを置くと、ソファや収納棚などの家具を設置するスペースが限られるというデメリットもあります。

・部屋のコーナーにレイアウトする

部屋のコーナーにレイアウトするメリットのひとつは、デスクを広く使えることです。コーナーならL字型のデスクを置くことも可能なので、複数台のパソコンを設置したり、書類の保管場所を作ることもできます。デスクが広ければ作業効率もアップするので、仕事をする場所として使う方には便利でしょう。

一方で、L字型のデスクはレイアウトの変更が難しいというデメリットもあります。

照明の選び方

照明には過ごしやすさを向上させる効果もあります。光の明るさや色合いを調整できる照明なら、シーンに合わせて環境を変えられるでしょう。また、おしゃれなデザインの照明なら、リラックスした気持ちで作業に打ち込める効果も期待できます。書斎やワークスペースに合うおすすめの照明は以下の3つです。

・シーリングライト

シーリングライトとは天井に吊り下げるタイプの照明のことで、部屋全体を明るく照らすのに適すると言われます。住宅の天井には一般的に引っ掛けシーリングが取り付けられており、工具を使用せずに取り付けることができます。明るい部屋で作業をしたい方におすすめの照明です。

・フロアスタンド

フロアスタンドとは床上に置くタイプの照明のことで、部屋の一部を照らしたい場合におすすめです。ほとんどのフロアスタンドはコンセントから電源を取っているので、シーンに応じて位置を変えられるというメリットもあります。

・デスクライト

デスクライトとはデスクに置くタイプの照明のことです。デスクの周囲を明るく照らせるので、書斎やワークスペースに取り入れたいライトのひとつです。

まとめ

広い書斎やワークスペースを持ちたい方には、4畳のスペースがおすすめです。デスクやイスだけでなく、収納棚やソファも設置できるゆとりある広さが魅力でしょう。使い勝手のよい空間にするにはレイアウトの決め方と照明の選び方を意識してください。