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キッチンリノベーションの気になる価格を教えます

HAGSアイテム:HAGS original kitchenシリーズHAGS-float

キッチンは毎日使うところです。長年の痛みや汚れが気になってきたら、インテリア雑誌のような、オシャレなキッチンにリノベーションはいかがでしょうか。

思い切ってリノベーションで美しくするにも、どの程度費用がかかるか、不安になってしまいます。そこで今回は、キッチンリノベーションの費用と、どういうところに注意をしながら選べば良いかをお伝えします。もちろん、どうすれば安くできるかも外せないポイントです。

 

 

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キッチンリノベーションにかかる費用

まずは、キッチンリノベーションにどの程度費用がかかるか、把握してみましょう。

例えば、私が2020年中に最も設置したキッチンは、クリナップのステディアリーズです。クリナップでは中グレードの製品です。キッチン本体の交換+キッチン室の壁紙張り替えで100万円前後の工事が多くありました。

 

キッチン本体の値段

キッチン本体の値段はピンキリですが、ここではクリナップ・リクシル・TOTOの3社メーカーのグレードと金額を比較検討してみましょう。

参考:各メーカーカタログ(文末参照)

メーカーごとに、手の届きやすい普及品、新築住宅に使うような中級品、こだわりのキッチンに導入できる高価格帯と分かれています。

あなたはどのメーカーのキッチンを選びますか?

 

キッチンを取り付けるための工事費

キッチンを取り付けるための工事費は、キッチン本体とは別の費用です。一般には10~30万円ほど必要です。

キッチン本体の組み立て費用、水道管や排水管の接続、電気配線、ガス管、排気ダクトなどをつないだり、調整したりする費用が、別途必要になります。キッチンの形状や配置を大きく変えなければ、工事費用は各メーカーでおおよそ同じ金額です。

 

オプション工事

オプション工事は、標準で提案されたキッチンと違う設備を取り付けたい場合に盛り込まれます。

例えば、オーブンレンジの追加、食洗機の追加、調理器具をガスからIHへ変更する工事などがあります。

キッチンの工事で多いのは、調理器具をガスからIHへ変える工事です。安全性や利便性を考慮して、変更する場合が多いのですが、別途工事あるいはオプション工事として費用がかかります。ブレーカーから新しく電気配線をする必要があり、時間もお金もかかります。マンションによっては、ブレーカーの容量オーバーで、取り付けできないこともありますので、工事店によく確認しましょう。

 

 

キッチンリノベーションで注意したいポイント

キッチンリノベーションで注意したいのは、要望がしっかりと反映されているかの確認です。

なぜなら、工事が始まってからでは、仕様の変更や設備の追加はできませんし、余分に費用がかかってきます。また、シャワー水栓や浄水器、食洗機などは、とても便利な設備ですが、「選んだ製品や機能がついていなかった」、「せっかく選んだ製品も実は取り付けできない」という事態を避けるためにも、仕様をよく確認し、取り付けできるかは工事店に確認しておきましょう。

 

 

キッチンリノベーション費用を抑えるポイント

最後に、キッチンリノベーションを安くするポイントは全部で3つあります。

  1. キッチンを今までと同じタイプを採用する
  2. 工事範囲を限定する
  3. キッチンの移動を避ける

この3つを守ればリノベーション費用を抑えることができるでしょう。

 

今までと同じタイプのキッチンにする

キッチンには水道や排水、排気ダクト、電気配線、ガス配管などのいろいろな設備がつながっています。キッチンの位置や形、タイプを変更すると、設備の位置も変更になるので、工事費用が余分にかかってきます。

また、キッチンにはI型、L型、II型といった、いくつかのキッチンタイプがあります。最も多いI型を、L型やアイランドキッチンに変更する場合は、水道管、排水管、排気ダクトを延長・変更する必要があります。場合によっては、床や天井を剥がし、中にある設備まで交換しなければいけません。これは大変な費用がかかります。

キッチンの工事費用を安く抑えるには、同じタイプのキッチンにするのがポイントです。

 

工事範囲を限定する

キッチンを新しくすると、壁や天井、床などの汚れも気になります。

周りも含めてキレイにしようと思うと、際限なく範囲が広がっていくので、リノベーション範囲は限定したほうがよいでしょう。

オススメは、キッチン室の床や天井、壁の内装に限定してするとよいでしょう。キッチン室は長年の油汚れやシミが付着し汚れているので、思った以上に汚れていまから、新しいキッチンにあわせて、リノベーションしたいところです。

 

キッチンを移動させない

キッチンの場所を移動するのは、とても費用がかかります。

キッチンは、給水管や排水管、電気配線、ガス配線、排気ダクトなど様々な設備がつながっており、これらを移動するのが大変難しいからです。特に、排水管は、排水が自然に流れていくための勾配を取る必要があります。マンションでは、排水管の移動が大変難しいため、キッチンの移動はオススメできません。

キッチンは、移動させないほうが費用を節約できます。

 

 

まとめ

今回は、キッチンリノベーションの気になる費用をお伝えしました。憧れのキッチンを取り入れたいと思っても、費用がどのくらいかかるか気になるところです。

キッチンリノベーションは、キッチン本体と取り付け工事の組み合わせで金額が算出されます。キッチン本体の工事によりますが、おおよそ50~100万円が一般的なようです。予算を把握して、理想のキッチン作りにお役立てください。

さらに詳しく知りたいという人は、ぜひ下記の記事をチェックしてみてください。キッチンDIYに関する思いがさらに具体的になりますよ。

参考:&Reno「【完全版】キッチンリノベーションのガイド〜種類・費用・事例まとめ〜」

 

参考:メーカーカタログ

クリナップ

● ラクエラ
● ステディア
● セントロ

リクシル

● シエラ
● アレスタ
● リシェルIS

TOTO

● ミッテ
● ザ・クラッソ

 

(参考:一般財団法人 経済調査会 建築工事研究会「積算資料ポケット版 リフォーム編 2021」)

 

writing:現場監督ライターのKuma

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