「ワイヤーラス」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集
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「ワイヤーラス」とは塗り壁の下地に張って、左官材料をからましてから壁に固定する建築資材のことです。一般的なワイラーラスに甲型、丸型、菱形の3種類の編み目があります。
ラスとは建築や土木工事で使う金網のことです。主に塗り壁の下地部分に用いられる金網で、モルタルの接着を強めたり、塗り壁のひび割れを防いだりする役割を持っています。
防火性能や耐震性能の向上というメリットもあり、モルタルを厚く塗ることで効果を期待できます。ラスは仕上がってからは見えない資材ですが、建物の耐久性や微寒性を維持させるのに必要な建築資材です。
ラスにはワイヤーラス、メタルラス、エキスパンドメタル、ラスシートの4種類があります。ワイヤーラスは線材を編んで作る金網で、メタルラスは鋼板を切り伸ばした金網です。
エキスパンドメタルとは、金属板をエキスパンド製造機によって千鳥状に切れ目を入れながら、菱形や亀甲形に成形した金属のことです。建築意外にも自動車車体用機器、冷暖房機器、家庭機器などにも使われています。通常のラスに比べて軽量で強度があるというメリットがあります。
ラスシートとは、亜鉛メッキが施された角波形の薄い鉄板に平ラスを溶接した建築資材です。
なお、ラスを利用した工事をする際にはラス下地という言葉を用います。ラス下地とは、モルタルを塗る下に金網を張ったラス下地を入れた材料のことを指しています。ラス下地は耐震性能の向上や低コストなどのメリットがあります。
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