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「ダイオキシン類(だいおきしんるい)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集581

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■ダイオキシン類(だいおきしんるい)

「ダイオキシン類」とは「だいおきしんるい」と読みます。「ダイオキシン類」とは、ダイオキシンと似た毒性を持った物質のことです。ダイオキシンとはポリ塩化ジベンゾパラジオキシンのことで、有害塩素化合物の一種として扱われています。ダイオキシン類はポリ塩化ジべンゾジオキシン、ポリ塩化ジベンゾフラン、コプラナーポリ塩化ビフェニルの3種類の物質のことで、香族有機塩素化合物として扱われている物質です。

ダイオキシン類は物質が燃焼しているときに発生します。特に250~400℃の状況下や、有機塩素を含むプラスチックが不完全燃焼したときに発生しやすくなります。空気中で分解されにくく、湖底、川底、海底、田畑などに蓄積されるので注意が必要です。

ダイオキシン類を発生させないためには、廃棄物の連続投入をする、800℃以上の燃焼温度での処理をする、ガス滞留時間を設ける、排ガスの高速冷却やバグフィルターを設置する、排ガス中の一酸化炭素の濃度の測定記録を付けるなどの処置が必要です。

ダイオキシンは毒性が強く、生殖や成長への影響があると考えられています。ダイオキシンは自然界に存在している物質で、すべての人は潜在的な影響を受けています。必ずしも人体に被害をもたらすわけではありませんが、基準値以上のダイオキシンを摂取した場合には免疫システムやホルモンに以上が出る可能性があると言われています。人体への影響を減らすには、発生源への直接的な対策が必要です。

(参考:環境用語集「ダイオキシン類」

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