誰でもわかるリノベ用語集551
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■軽量鉄骨(けいりょうてっこつ)
「軽量鉄骨」とは「けいりょうてっこつ」と読みます。「軽量鉄骨」とは、鉄骨造の一種です。梁や柱などの建物の骨組みの部分に鉄骨を使用しています。鉄骨造には、大きく分けて重量鉄骨造と軽量鉄骨造の2種類があります。それぞれの違いは以下のとおりです。
・軽量鉄骨造
厚さが6mm未満の鋼材を使用しています。主に一戸建てや2階建てのアパートなどに使用されます。
・重量鉄骨造
厚さが6mm以上の鋼材を使用しています。高層マンションをはじめとした大型のマンションで使用されます。
軽量鉄骨造のメリットは耐震性です。どの構造でも安全対策は取られていますが、強度はそれぞれ異なるでしょう。軽量鉄骨造は木造と比べて折れにくく、強い地震が発生しても崩れにくいでしょう。また、木造住宅に比べて虫が発生しにくいというメリットもあります。
一方で軽量鉄骨造のデメリットは通気性の悪さです。木造住宅に比べて風が通り抜けにくいので、夏場にはエアコン、冬場には暖房器具が必要でしょう。また、構造によっては騒音問題が発生する可能性があります。軽量鉄骨造のアパートに住む場合には、近隣への配慮が必要でしょう。
重量鉄骨造のメリットは自由度の高さです。筋交いを必要としないラーメン構造で建設されることが多く、大きな空間を作りやすいでしょう。また、軽量鉄骨造よりも防音性が高いというメリットもあります。一方で、軽量鉄骨造に比べると費用がかかりやすく、家賃や高額になるケースもあるでしょう。
(参考:エイブル「軽量鉄骨造とはなんですか?メリット・デメリットや重量鉄骨造との違いを教えて!」)
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