誰でもわかるリノベ用語集587
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■LGS(Light Gauge Steel)(ライト・ゲージ・スチール)
「LGS」とは「Light Gauge Steel」の略です。「LGS」は「ライト・ゲージ・スチール」と読みます。「LGS」とは、鉄骨のことです。ライトには軽い、ゲージには規格、スチールには鉄骨という意味があり、LGSは軽量鉄骨という意味があります。
LGSでは主に軽天工事で使われます。軽天とは軽量天井のことを指しており、軽量鉄骨を格子状に組んで壁や天井の骨組みを作る施工のことです。以前は木材が使用されていましたが、規格化された鋼材が使われるようになり、現在ではLGSなどの軽量の鋼材を使用しています。軽天工事では切断や穴をあける作業もありますが、LGSは加工が可能なので重宝されています。
LGSの特徴は断面効果が高いことです。他の鋼材に比べると軽量ですが、断面性能が優れているのでさまざまな用途に用いられます。別のメリットはサイズを自由に選べることです。冷間ロールにより連続生産しているので、長さを自由に変えられます。
長い鋼材が必要な際にも使えるでしょう。もうひとつのメリットは不燃性であることです。火災による燃焼のリスクが低いため、建築物、家具、車両などにも地用可能です。
LGSのデメリットは木材に比べると加工が難しいことです。薄く軽量に作られているLGSは他の鋼材に比べると加工がしやすいですが、木材のように薄い材料を重ねるのは難しいでしょう。現場での調整が難しく、細かい調整が必要なときには木材が使われることもあります。
(参照:フトコロ・タイムス「LGS、軽量鉄骨、軽鉄とは? 用途や規格について」)
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