誰でもわかるリノベ用語集602
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■売建住宅(うりたてじゅうたく)
「売建住宅」とは「うりたてじゅうたく」と読みます。誤った読み方として「ばいけんじゅうたく」と言われることがありますが、正しくありません。「売建住宅」とは、住宅の販売方式のことです。
住宅には注文を受けてから販売する方式と、住宅を建築してから販売する方式などがあります。売建住宅は不動産開発業者が宅地を分譲した後に、購入者と建築請負契約を結び、該当の土地に一戸建てを建築してから販売する方法です。
売建住宅に似た言葉として建売住宅があります。建売住宅とは、土地と建物をセットで販売する住宅の販売方式のことです。建売住宅の場合は不動産会社などの業者の規格で建物を建築してから販売するパターンと、更地の状態や基礎部分が完成している状態の際に契約を締結してから建築を開始するパターンがあります。
売建住宅のメリットは自由度の高さです。分譲をした後に住宅の建築をするので、希望の間取りや設置したい設備などを建築業者と相談しながら選べるでしょう。
一方で売建住宅の場合は、建築を担当する業者があらかじめ決まっているのである程度の選択肢はあるものの、一般的には複数の住宅モデルの中から好みのデザインや間取りの住宅を選びます。そのため、基礎の部分から自由に設計したい方や、複数の建築業者の中から自分に合った業者を選びたいという方には不向きでしょう。
また、建売住宅の場合は不動産業者が建築主ですが、売建住宅の場合は宅地購入者が建築主になります。
(参考:売建住宅とは)
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