仕事や趣味に没頭できる部屋を作りたいものの、スペースに限りがあるので難しいという方もいるのではないでしょうか。最近では「テレワーク」や「リモートワーク」といった働き方が注目を集めていますが、いつでも対応できるように使い勝手のよい書斎やワークスペースを用意したいものです。
書斎・ワークスペースを作るときの選択肢として、寝室やリビングにミニ書斎を作るという方法もあります。この記事では、ミニ書斎を作るときに役立つ「仕切り」について詳しく解説します。書斎やワークスペースの設置をお考えの方は、この記事を参考にしてください。
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仕切りの魅力
書斎やワークスペースを作るにはデスク、イス、収納棚が必要とされます。寝室やリビングの隅にデスクを置けばミニ書斎が作れますが、作業のしやすさを重視するなら、書斎の周囲に仕切りを設ける方がよいでしょう。
リビングと書斎、寝室とワークスペースのようにゾーニングをすれば、生活のオンオフのメリハリが付けられるでしょう。部屋の数が限られている場合も、仕切りを使うことで快適な書斎やワークスペースの確保もできます。
書斎・ワークスペースにおすすめの仕切りとは
書斎やワークスペースには、さまざまな仕切りを活用できます。それぞれの特徴は異なっているため、部屋の雰囲気に合った仕切りを使いましょう。ここでは、仕切り方法を5つ詳しく解説します。
壁
壁を仕切りとして使うメリットとして、周囲の視線が気にならないことがまず挙げられます。物理的にしっかりと区切られているため、安心感があるでしょう。また、リビングや寝室からの音が遮断されるため、仕事や趣味に没頭したい方におすすめです。
一方で壁を設置すると、開放感が失われるというデメリットもあります。また、マンションやアパートの場合、壁の設置による間取りの変更を禁止しているケースもあります。前もって管理会社に尋ねておきましょう。壁を取り付ける場合、10~15万円ほどの費用がかかります。
(参考:&ART「子供部屋の仕切りは必要?年齢に合わせて対応しよう!」)
パーティション
シンプルに部屋を区切りたい方はパーティションがおすすめです。パーティションには折りたたみ式、編み込み式、格子状、スリットデザインなど、さまざまなデザインがあります。部屋の雰囲気に合ったデザインを選べば、おしゃれな空間にも変えられるでしょう。また、仕切り壁を設置する場合に比べて、費用を安く抑えられるというメリットもあります。
本棚や収納棚
本棚や収納棚を壁の代わりとして使うのもおすすめです。本棚や収納棚の場合、本や小物類をきれいに整理整頓できるというメリットもあります。また、仕切り壁の設置と比較すると、費用を安く抑えられるでしょう。
注意点として本棚や収納棚を部屋の中央に取り付けると、強い地震が発生したときに転倒するおそれもあります。事故を防ぐために、強い揺れでも倒れないための対策が必要でしょう。また、小さなスペースに大きな本棚を置くと、圧迫感が出ることもあるので、気を付けてください。
カーテンやブラインド
できるだけ費用を抑えたい方はカーテンやブラインドがおすすめです。生地とカーテンレールを購入すれば簡単に取り付けられるため、手間や時間もかかりません。また、使わないときにはオープンスペースにできるため、部屋に開放感が生まれるでしょう。
注意点としてカーテンやブラインドでは音が漏れやすいため、状況によっては作業がしづらい場合もあります。また、取り付け方によってはスクリーンの隙間が気になる方もいるでしょう。
個室型のデスク
個室型デスクとは、デスク、間仕切り、本棚がセットになった家具のことです。寝室やリビングなど、デッドスペースのある場所に比較的簡単に設置できるのが特徴です。最近では防音機能付きの個室型デスクも販売されており、物音や話し声が気になるという悩みを抱えている方におすすめです。
仕切りを上手に使った書斎やワークスペースの例
ここでは、仕切りを上手に使った例を紹介します。書斎やワークスペースを作る際の参考にしてください。
窓を取り付けて開放感を残す
デスクとパーティションは木材を使っており、木の温もりも感じるデザインです。また、壁や収納部分はグリーンで合わせ、おしゃれでスッキリとした雰囲気に仕上がりました。
壁の一部に窓が取り付けられているので、デスクに座った状態でもリビングを見渡せます。デスクの上部には電球色のライトを設置。リラックスしながら作業できるでしょう。
白で統一しておしゃれな空間にする
格子状のパーティションを使って、リビングとワークスペースを分けています。デスク、パーティション、収納棚、壁を白で統一することで、おしゃれなワークスペースに仕上がりました。パーティションの格子部分は、写真や観葉植物を置くスペースとしも活用しています。
まとめ
リビングや寝室の隅に書斎やワークスペースを作る場合には、仕切りを上手に用いましょう。主な仕切りとして、壁、パーティション、本棚や収納棚、カーテンやブラインドなどをご紹介しました。部屋の雰囲気に合わせて、仕切りを選ぶとよいでしょう。
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