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本棚リフォーム・リノベーション。費用を抑えるためにできること

壁一面の本棚やちょっとしたスペースを活用した本棚など、リノベーションで本の収納スペースをつくってみてはいかがでしょうか。
こちらでは、本棚のリノベーション方法や、費用を抑えるためにできることなどをご紹介します。最後に、本棚のあるおしゃれなリノベーション事例もみていきましょう。

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本棚リフォーム・リノベーションの方法

本棚リフォームをする場合、その方法はいろいろです。こちらでは、3つの方法に分けてご紹介します。

 

業者に依頼する

プロにお願いをして本棚をつくり付ける方法です。リビングや書斎の壁一面を本棚にしたり、階段下や廊下のスペースを有効活用して本棚をつくり付けたりと、用途に合わせていろいろな空間につくれるでしょう。また、テレビ台やワークスペースを兼ねた本棚など、プラスの機能を持たせたデザインを選ぶことも可能です。
つくり付けすることで、無駄なスペースをつくらないというメリットがあります。さらに、壁一面などを本棚にする場合は、大容量の収納スペースを確保できます。いろいろな家具を置くよりも壁面収納に集約させる方が、インテリアの統一感が出しやすいでしょう。また、好きな色や素材を選ぶ楽しさもあります。
一方で、業者との打ち合わせに時間がかかったり、場合によっては費用が高額になってしまったりというデメリットもあります。

 

オーダーメイドの本棚を設置する

家具のお店などで、オーダーメイドの本棚をつくってもらうことも可能です。市販の本棚の場合、自宅にぴったりのサイズを見つけるのは難しいことも。オーダーメイドであれば幅、奥行き、高さなどのサイズを好きに決められるうえ、自分が使いやすいデザインを選べます。ただ、市販の本棚を設置するよりも費用が高額になってしまうことが多いでしょう。
また、既存のパーツを組み合わせてつくる、ユニットタイプの家具も販売されています。組み合わせ次第でいろいろなサイズになるうえ、デスクやテレビ台としての機能を持った本棚をつくることも可能です。

 

DIYでつくる

ブラケットを使って棚板を壁に取り付けたり、すのこを活用して本棚をつくったりと、DIYで本棚をつくる方法もあります。好きな素材を使用し、好きな形に作り上げる楽しさがあるでしょう。
ただ、仕上がりの美しさは、プロに劣る可能性が高いです。また、棚板の厚さもいろいろで、置く物の重量に合わせて選ぶ必要があります。薄いと棚板がしなったり、反対に厚いと板が重くなり落ちてしまったりすることもあります。耐久性を考慮してつくりましょう。

 

本棚リフォーム・リノベーションの費用を抑えるには

希望の本棚リフォームをしようとすると、予想以上に費用がかかってしまうこともあるでしょう。こちらでは、本棚リフォームの費用を抑えるためにできることをご紹介します。

 

費用を抑えられる素材を選ぶ

本棚に使われる木材もいろいろです。無垢材は、自然なままの木材を使用しているため、美しい木目や木の温もりを感じられる素材です。使っていくうちに味わいが深まり、木材の経年変化を楽しめるでしょう。ただ、費用は高めです。
一方で集成材や合板は、価格が低めで、比較的費用を抑えられるでしょう。人工的な木材のため品質が安定しており、加工しやすいというメリットもあります。費用を抑えたい場合は、このような素材を選ぶのも1つの方法です。

 

扉を設置しない

本棚に扉を付けるか付けないかで、迷うこともあるでしょう。扉があると閉めたときに見た目がすっきりとするだけでなく、本が落下するのを防いだり、ホコリが付くのを防止したり、本の日焼けを防いだりというメリットがあります。一方で、扉がない場合は、開け閉めの手間がないため出し入れがしやすい、通気性が良くなるというメリットに加え、費用削減になることも。コストを抑えたい場合は、扉なしの本棚も検討してみましょう。

 

相見積もりで比較する

業者に本棚の設置を依頼する場合、どこの業者にお願いするかによって費用も変わってきます。業者によって得意な分野もいろいろです。複数の業者に見積もりを出してもらうことで、本棚リフォームの妥当な金額も分かります。
相見積もりの際は、すべての業者に同じ条件や予算を伝えると比較しやすいでしょう。交渉次第では、価格を下げてくれる可能性もありますが、安ければよいというものでもありません。費用はもちろんですが、リフォームの内容や業者の対応力なども比較した上で決めましょう。

 

DIYでつくる

仕上がりの美しさは、プロによる施工に劣る可能性が高いですが、使いやすいようにデザインを決めたり、好きな素材や色を選んだりと自分でつくり上げる楽しさがあります。
DIYの場合は、人件費がかからないため費用を抑えられるというメリットがあります。同じ木材でもどこで購入するかによって価格が異なるため、安く買えるお店を見つけることでさらにコストダウンにつながるでしょう。

 

本棚のあるリフォーム・リノベーション事例

本棚のデザインや使い方はいろいろ。こちらでは、本棚のあるリノベーション事例を3つご紹介します。

パーテーションとしての機能も

こちらは、棚としての機能に加えて、お部屋を仕切るパーテーションの役割も担っています。ブルックリンスタイルのインテリアにもよく馴染んでいます。

大容量の壁面収納

ぴったりのサイズで、壁一面を無駄なく活用した、大容量の壁面収納です。テレビ台としての機能も兼ね備えています。

広いリビングの一角を書斎に

空間にきっちりとつくり付けられた棚やデスクスペース。こちらは、リビングの中に書斎を設けています。

まとめ

本棚リフォームの方法は、いろいろあります。どのような方法をとるか、さらに、素材選びなどで本棚リフォームの費用を抑えることができます。業者に頼む場合は、どこにお願いするかで費用が変わってくるでしょう。また、DIYで自分でつくり上げる方法もあります。希望の予算でできる方法を選びましょう。

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