キッチンをホッと落ち着く空間にしたいなら、カフェ風のインテリアがおすすめです。コーディネートする方法は色々ありますが、たとえば照明からアプローチ。中でもムード作りに欠かせない、補助照明にこだわってみるのはいかがでしょうか?
ここではカフェ風インテリアを3つのテイストに分け、それぞれにマッチする補助照明をご紹介していきます。
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カフェ風のキッチン照明はテイストで選ぼう
一口にカフェ風といっても、思い浮かぶイメージは人それぞれ違うことでしょう。ここではカフェ風インテリアを「ナチュラル」「ヴィンテージ」「モダン」の3つに分類。それぞれに似合う照明を紹介していきます。
とはいえ各テイストに厳密な定義はありませんし、ワンテイストでまとめる必要もありません。「天然木の家具が好きだから『ナチュラル』かな?」と、気軽に読み進めてください。
カフェ風を目指すなら「補助照明」にこだわりを
照明は全体を照らす「主照明」とムード作りをする「補助照明」の2つにわけられますが、カフェ風を目指すなら大切なのは補助照明。ぜひこだわって選んでください。
主照明はスタンダードなシーリングライトか、天井埋込式のダウンライトを選べばよいでしょう。補助照明と光の色を合わせるのはお忘れなく。
補助照明はペンダントライトorスポットライト
カフェ風のキッチンにおすすめは「ペンダントライト」か「スポットライト」。ペンダントライトは、ケーブルで天井からぶら下げる照明のことで、それ自体の存在感が大きいことが特徴。選択一つで、インテリアのムードをガラリと変える力を持っています。
スポットライトは、ご存じ狭い範囲を強めの光で照らす照明のこと。光自体の存在感が大きいのですが、近年ではライト自体のデザインも豊かになりました。食卓やお気に入りの小物を照らすだけでなく、何もない壁に当てることで間接照明と同じような効果を得ることもできます。
ペンダントライトのキッチン照明
ペンダントライトがマッチするキッチンは、アイランド型やペニンシュラ型のもの。シンクやワークトップを照らすように配置しましょう。壁付けキッチンならカウンターを用意して、ペンダントライトを付けてみましょう。グッとカフェ感が増すはずです。
ナチュラル
ナチュラルテイストのカフェ風を狙うならば、上の写真のペンダントライトはいかがでしょうか。半円形のシェードは一つづつ口吹きで形成。大量生産品ではありませんから、一つとして同じものはなく、カウンターに温もりのある光を落とします。カラーは、写真のクリアに加えてグレーとブルーが用意されています。
ヴィンテージ
ねじり合わせたコードや電球の口金のようなソケットなど、ディテールにレトロさを感じるペンダントライトです。真鍮とガラスの素材感が、ヴィンテージテイストのカフェ風インテリアにマッチするでしょう。落ち着いたムードがお好みなら、バリエーションにあるアンバーを選ぶのもよさそうです。
モダン
シンプルながらも味のあるシェードを持つ、ペンダントライトの名前は「Cymbal」。冷たい印象になりがちなモダンなカフェ調インテリアに、独特の曲線が和らぎを与えてくれます。写真のホワイトを含めた5色が展開されており、よりハードな印象のブラックやグレーもおすすめです。
スポットライトのキッチン照明
ペンダントライトの大きな存在感が苦手という方には、スポットライトがおすすめです。天井近くにありますから、ライトのシェードで視野がさまたげられることはありません。静かな存在感が魅力です。近年はLEDランプを使用することで、熱を持ったり壁紙などが変色したりする心配も少なくなりました。
ナチュラル
HAGSアイテム:スポットライト HARMONY ハーモニー
木目調のシェードが、ナチュラルテイストと好相性のスポットライト。写真のようにホワイトのダクトレールを選ぶことで、より柔らかな印象になるでしょう。ランプのカラーは、ぜひ白熱球色をチョイスしてください。
ヴィンテージ
HAGSアイテム:スポットライト Laiton レイトン(S)
真鍮のボディがレトロなロボットのよう!ヴィンテージ調のインテリアにマッチするスポットライトです。シェードがありませんから「エジソン電球」など、表情が豊かなランプを合わせてみましょう。20cmほどのアームが付いたタイプもラインナップされています。
モダン
クールなたたずまいのスポットライトは、シェードを支えるアームのデザインが効いています。無機質すぎると思われる方向けに、シェードがガラスになったタイプもご用意。天井に映える光も、あわせて楽しむことができるでしょう。
まとめ
ホッとするムードが満ちたカフェ風のキッチン、毎日のお料理もはかどることでしょう。そして友だちを招く機会も増えるはず。誰かに見せたくなるのも、カフェ風キッチンの魅力なのです。そのためにも楽しみたいのが照明選び。ペンダントライトはインテリア全体に響く大きな存在感を持っていますから、とりわけ慎重に選びましょう。実物を確認するだけでなく点灯時の表情や、下から見上げたアングルも忘れずにチェックしてください。
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