キッチンやダイニング周りのリノベーションを考える際、収納も合わせて考えますが、どうしても食器などの収納棚は後回しになることも。しかし全てのモノの位置を明確にしながらリノベーションの打ち合わせを進めるコトで出来上がった後の満足感が違います。さてその方法をお届けします。
収納したいモノを明確にして造作収納を考える
写真のようにキッチン内部に食器棚まで設置するスペースがない場合、ダイニング側との繋がり部分を有効に使うのは大事な手法です。更に大切なのはこのスペース、プラン作りの打ち合わせなどで『後で収納棚を買って自分で置くので良いです。』と思わず言ってしまいそうな場所なのです。しかし全体の見た目に感じるバランスと機能的でピッタリとした巾や高さ、モノに合った最適な奥行の収納棚は生活のしやすさにおいてとても重要な役割を果たします。
造作収納棚はコストが高いイメージもあるかもしれませんが、モノの収まりと使い勝手、全体の出来上がったバランスとコストの費用対効果をじっくり検討すれば、十分に選択肢として考えられるようになるでしょう。この先何年、何十年と使うコトを考えると決して高くないと判断できるかもしれません。
造作収納棚の可能性。自分たちのライフスタイルに合わせよう
収納したいモノが明確になっているコトで、造作収納も自分たちのライフスタイルに合わせてよりピッタリ合ったモノが出来上がります。どこに何があったら便利か、どうやって収納するか。予めモノが収まるコトが分かっていれば、収納カウンターの一部の収納をやめて足が入るオープンにしデスク感覚で使うコトも考えらます。もちろんその分収納が減ってしまうので、きちんと自分たちのモノを把握しているコトが大切です。
上記で記載した全体のバランスもカウンターや扉の材質、色合いをお部屋の雰囲気に合わせるコトでお部屋全体の統一感のある収納として見えると共に新たに何かを買う必要がないためスッキリとした片付いた空間が保てます。
まとめ
リノベーションの出来上がりはなかなか想像しにくいかもしれません。少しでも不安があれば担当者に聞いて一緒に確認するようにしましょう。しかしまずはモノの確認をぜひしてみてください。より良い造作収納棚が完成します。
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