そろそろゆったりと落ち着いてお化粧したい。自分だけが座る自分のための憧れのドレッシングコーナーを手に入れたい。そんな想いを叶えるために抑えておきたい2つのポイントをお届けします。
見た目のお洒落さの前に“使いやさ”のチェックを忘れずに
この”使いやすさ”とは大きく分けて2つです。どこに配置するのかという「動線」と「ドレッサー本体」です。順番にお届けします。
まず1つ目の「動線」ですが、リノベーション時にはどこに配置すれば日常生活でスムーズに使えるかを必ず事前にイメージします。朝起きて顔を洗って着替えてそれからドレッサーに向かう、など。出来る限り流れに沿ってスムーズな動線になるように配置の場所を考えましょう。
そして2つ目です。ドレッサー本体は、何をするのか、何を置くのか、で使いやすさが変わります。お化粧品以外にドライヤーやヘアアイロンを使いたい、アクセサリーも一緒に飾りたい、収納できるようにしたい、など、ドレッサーで行う行為を具体的にイメージできると失敗の無いドレッサー本体が叶います。既成品で思うようなモノがなければオリジナルの造作も視野にいれましょう。
インテリアやカラーでワクワクの気持ちを上げる
気分を上げるためにもインテリアやカラーの役割はとても重要です。置く場所やドレッサー本体が決まったら周囲のインテリアに目を向けましょう。壁紙の雰囲気やカラー、床材など。どんなテイストでまとめていくかを決めます。
写真のドレッサーは、大人な女性のエレガントさがデザインや色合いからも感じられます。周りに配置するアートやテーブルランプあるいは壁に設置するブラケット照明なども雰囲気を演出してくれます。床にはラグを敷くと安心感とラグジュアリーな雰囲気がでます。丸くて毛足が少し長い形のラグなども素敵です。自分が叶えたいテイストを明確にしておきましょう。
まとめ
さて始めにお届けした「動線」はとても重要です。使いづらい位置に置くと、せっかく作っても使わない、あるいは物置状態のドレッサーになってしまいます。今回お届けした、2つの押さえたいポイントを忘れずにぜひ自分の大切な居場所のひとつ、憧れのドレッシングコーナーを手に入れましょう。
ライター紹介
真栄城あさみ
インテリアコーディネーター・世界観ファンプロデューサー
300件以上の自宅・店舗プロデュース
サポート歴18年目。ロンドン→シドニー在住
オンラインにて日本のお客さまサポート中
“癒しの場を創り喜びと笑顔の輪を繋げる“をミッションに活動
Instagram: asami_maeshiro
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