誰でもわかるリノベ用語集488
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■アンティック錠(あんてぃっくじょう)
「アンティック錠」は「あんてぃっくじょう」と読みます。「アンティック錠」とは錠前のことです。錠前にはさまざまな種類がありますが、アンティック錠は親指で操作することでラッチボトルを引っ込められます。アンティック錠はサムラッチ錠や装飾錠と呼ばれることもあります。
アンティック錠の特徴は見た目がおしゃれなことですが、年数が経過すると親指で操作する部分が固くなるというデメリットがあります。場合によっては動かなくなり、修理が必要になることもあります。
アンティック錠のもうひとつのデメリットは錠が廃盤になっていることです。交換する場合は非常に高額になる場合もあるでしょう。そのため、親指で操作する部分のみ問題がある場合は、交換よりも修理がおすすめです。
アンティック錠以外の錠前として、ケースロックとも言われる箱錠、箱錠の錠前全体が扉の中から露出している面付箱錠、ケースロックにラッチボルトが付いていない本締錠、ラッチボルトはあるがデットボルトが付いていない空錠、外に出るときに取っ手を押し出すプッシュブル錠、取っ手を握ってから回して開けるインテグラル錠、窓サッシなどに取り付けられるクレセント錠などがあります。
以前はアンティック錠やインテグラル錠が主流でした。しかし、時代の変化と共に防犯意識や使いやすさが重視されるようになり、プッシュブル錠などが使われるようになっています。そのため、アンティック錠は比較的古い住宅で見られます。
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