Column

リビングのインテリアを上手に行うポイント

リビングを、素敵に演出してみたいとは思いませんか?リビングは、住まいの中でもっとも人が集まり、くつろぐ空間です。

毎日過ごすリビングを素敵なインテリアに仕上げることで、日々の暮らしがより楽しくなります。ポイントは、家具の色、高さ、そして足の形です。この3つを意識すると統一感のある素敵なインテリアをつくれます。

今回は、リビング全体に統一感をもたせ、ゆとりのある空間をつくるポイントを紹介します。

 

 

100社を超えるリフォーム・リノベ会社の事例をまとめました! リフォーム・リノベ会社の

事例集ダウンロードはこちら

リフォーム・リノベ会社の

紹介サービスを見る

色を合わせる

人間は、情報の8割を目から取り入れています。リビングは目で見るもの、まずは色を統一していきましょう。

色を合わせるポイントは2つです。同色系でまとめることと、色配分を考えることです。

 

同色系でまとめてみよう

家具の色がバラバラで、色の数が多いとチグハグな印象を与えてしまいます。まずは、同系色(暖色系、寒色系など)でまとめるとよいでしょう。

例えば、落ち着いた印象にしたいのであれば、茶色や濃いグリーンなど、木や土に近い自然の色を取り入れます。爽やかな色合いにしたいのであれば、青や鮮やかなグリーンなど、空や水辺の色を取り入れてみましょう。

家具の色合いを統一するだけで、整った印象があります。

 

色配分を考えてみる

インテリアをさらに良くするために、色配分比率の目安があります。ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%を目安に配分することをおすすめします。

ベースカラーとは、床・壁・天井などの色です。途中で変えようとすると、大がかりな工事になりますので、飽きのこないシンプルな色がよいでしょう。

メインカラーは、インテリアの主役となる色で、カーテン・ラグ・家具などの色です。カーテンは鮮やかな色も多く、木製家具はブラウン系が多いので、意識せずに選んでいくと、全体の色数が多くなってしまいます。統一感に欠けないよう、全体のバランスを考えてメインカラーを決めるとよいです。

例えば、ブルーの鮮やかなカーテンを選ぶ場合、全体の色数を抑えるために、床材と似た色の家具を選ぶとカーテンが引き立ち、バランスのよいインテリアとなります。

アクセントカラーは、クッション・小物・照明などの色です。メインカラーと対照的な色を使うことで、空間にメリハリが生まれます。

例えば黄色と青は反対色なので、黄色の壁紙に、北欧風の青のファブリックパネルを設置するとアクセントとなり効果的です。

アイテムが多くなると、どうしても色数が増えてしまいます。色数と配分を考えたインテリア計画をしましょう。

 

アクセントカラーの使い方に注意

注意したいのは、アクセントカラーでよく使われる色合いです。

赤と青、黄色と青など、補色の関係にあるものを使う場合は、注意が必要です。上手に使えば個性的なインテリアとなりますが、使い方によっては派手でまとまらなくなることもあります。

アクセントカラーはほんの少し、ワンポイントで十分な効果を発揮します。

 

 

高さを合わせる

家具の高さも、インテリアの印象を左右するポイントです。オススメなのは、目線より低い家具でそろえることです。視線が抜けると部屋が広く感じ、ゆったりとした空間を演出できます。

さらに、できるだけ家具の高さを合わせると、統一感が増します。家具の高さに凹凸があると落ち着かない印象になります。高さはそろえるか、階段状にするとよいでしょう。

例えば、ソファの背もたれ・オープンラック・デスクカウンターを70cmくらいの高さに統一すると、まとまった印象となります。

また、模様替えの際にも高さがそろうので、いろいろな組み合わせを楽しめます。ソファの座面高さとローテーブルの高さを合わせると、見た目がすっきりしますが、リビングでの過ごし方を考えて高さを決めるのがポイントです。

例えば、リビングでの過ごし方が床に座るスタイルか、ソファに座るスタイルかによってローテーブルの高さが決まります。

できるだけ高さをそろえつつ、使い勝手も考慮した家具計画にしましょう。

 

 

家具の足を合わせる

ソファや収納家具は、足付きのタイプをおすすめします。部屋は、床面が多く見える方が広く感じます。足付きの家具にすることで、床面を見せることができ、視線が抜ける効果も期待できます。

足付きの家具を選ぶ場合、素材や色を統一できると、まとまった部屋の印象となります。

例えば、ソファ・ローテーブル・テレビボード・サイドテーブル・オットマンの足を同系色の木調でそろえるもと、とても見た目がよく、統一感のあるリビングとなります。

また、好みのインテリアのテイストによって家具の足の素材を選ぶとよいでしょう。

  • ナチュラルなインテリアの場合、木調で丸みのある足
  • スタイリッシュなインテリアの場合、スチールの足
  • アンティーク調のインテリアの場合、ブラックアイアンの足  

足の色を床やラグの色に合わせることもポイントです。例えば、グレー系のラグにメッキの足を合わせるとモダンな印象が演出できます。すべて同じ種類の足でそろえることは難しいので、同系色や近い素材でそろえることを意識してみてください。

 

 

まとめ

家具の色・高さ・足を意識することで、インテリアのまとまりが出ます。基本的には、そろえることで統一感やゆとりを演出できますが、使い勝手とのバランスも考えて選びたいです。

ベースカラーやメインとなる家具は、簡単に変えられないので、最初の計画が重要となります。なるべく飽きのこないものを選ぶとよいでしょう。アクセント部分の小物などは、比較的簡単に変えられるので、少し思い切ったアイテムを選び、季節や気分によっていろいろ変えてみるのもよいでしょう。

なんとなくの好みで家具や小物の種類・色を決めることが多いかと思いますが、色の配分や高さを意識することで、自信をもって自分好みのインテリアをつくれるでしょう。

素敵なインテリアのリビングで毎日を過ごせれば、心身にもよい影響があります。好みのテイストで、落ち着く空間を目指しましょう。

(参考:ナツメ社 町田ひろ子「マンション・インテリアの教科書」)

100社を超えるリフォーム・リノベ会社の事例をまとめました! リフォーム・リノベ会社の

事例集ダウンロードはこちら

リフォーム・リノベ会社の

紹介サービスを見る