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洗面台をおしゃれにリノベーション!参考にしたくなる事例7選

毎朝身支度をし、帰宅後には手や顔を洗う場所である洗面台。洗面台は日々の暮らしの中でON/OFFを切り替える場所であり、機能性やデザインにはこだわりたいところです。洗面台リノベーションでは既製品を使用するだけでなく、カウンター・鏡・ライトなど細部までおしゃれにカスタマイズすることもできます。

今回は、これから洗面台をリノベーションしたいと考えている人向けに、おしゃれな洗面台事例を7つご紹介していきましょう。

事例1:白を基調とした清潔感

顔や手を洗う洗面台には清潔感が欠かせません。白を基調とした洗面台は、隅々まで清潔感が行き渡った印象を与えてくれます。カウンター下の収納はデッドスペースが生まれがちですが、2段の引き出し収納にすることで空間を有効活用できるのがポイント。鏡の裏も収納になっており、物が増えて雑多になりやすいカウンター周りをいつもスッキリ保てます。

事例2:収納力を兼ね備えたナチュラル洗面台

子どもがいると、洗面台周りはますます物が増えていきます。こちらの洗面台は、壁面全体に広がる大型収納に鏡裏収納まであり、とにかく多くの収納が設けられているのが特徴。家族全員の洗面用具、水回りの掃除用具、洗剤類やランドリーボックスを置いても十分なスペースが確保できます。

洗面カウンターと床・壁には、ナチュラルな色合いの木材を使用。家族で過ごす温かな時間を表現したような、ナチュラルテイストの清潔感ある洗面所です。

事例3:シンプルな空間をタイルで締める

水はねがつきものである洗面台周りには、耐水性が高く汚れの落ちやすいタイルが相性良好。3つ目にご紹介する洗面台は白い壁とウッドを基調としたシンプルな空間の中で、特徴的な目地模様の黒タイルをアクセントとして取り入れています。シンプルなだけだと単調になってしまいがちですが、黒タイルが空間を見事に引き締めてくれるのです。

幅広なカウンターや鏡の前の小物置きは、洗顔用品や歯ブラシなどを置いておくのにちょうどいいスペース。小物類にこだわれば、見せる収納としても効果的に機能しそうですね。

事例4:カラフルタイルが決め手

客人を招いた際、部屋に招き入れる前に立ち寄る場所でもある洗面台は、ある意味で家の顔とも言える存在。洗面台の雰囲気がいいと、その先に素敵な住まいが広がっていることを想像できるものです。

こちらの洗面所は、鏡のある壁面や床にあしらわれたカラフルなタイルがポップな空間を演出。この洗面台を見るだけで、住まい全体の遊び心を感じ取ることができますね。洗面台の下の収納は細かい引き出しで分けられているので、限られた空間を最大限活用できます。

事例5:シックで大人な洗面台

ここまで見てきた4つの事例はいずれも明るく温かみのある洗面台でしたが、5つ目にご紹介する事例は打って変わってシックで大人な雰囲気の漂う洗面台です。この住まいにはバー空間が併設されていることから、住まい全体のコンセプトを洗面台で体現していることがわかります。

カウンター下収納の一番下は空間になっているため、画像のようにタオルや衣服などをしまっておける利便性の高い作り。全体がモノトーンで統一されているので、歯ブラシや洗面用品などの小物類も白や黒で合わせたくなりますね。

事例6:ホテルライクな洗面台

上の画像を見た瞬間、ここは上質なホテルの洗面所かと見間違うほどのこだわり洗面台です。大理石調の洗面カウンター、艶のあるブラックの収納扉にゴールドの取っ手、黒の蛇口に石目調の床タイル。どこを取っても、家の洗面台とは思えない重厚な質感が印象的です。

見た目はさることながら、機能面も特筆に値します。まずは、蛇口と鏡面が2つ用意されている点。子どもがいると、子どもが学校に行く時間と大人が出勤する時間が被ってしまい、洗面台が渋滞してしまうということがありますよね。洗面台を2つ用意することで、朝の貴重な時間を有効活用できるようになるのです。

もう1つ注目したいのが動線。画像奥を見ると、寝室から直接洗面台に入れるレイアウトになっていることがわかります。朝起きてすぐに顔を洗いたい、寝る前に歯磨きしたいといった具合に、生活動線的に寝室と洗面台はセット。このレイアウトなら起床時・就寝時のストレスが軽減されそうですね。

事例7:トイレと一体化した省スペース洗面台

物件探しの際、よく絞り込み項目として挙がるのが「バス・トイレ・洗面台別」という条件。しかし、これらは同じ水回りとして合わせて使われることも多く、限られたスペースを有効に使いたいなら、あえて一体化してしまうというのも有力な手段です。

こちらの洗面台は、画像のようにトイレ空間や脱衣所と一体化しています。省スペースでありつつ、広いカウンターと大きな壁面収納、洗面台下の引き出しといった収納スペースも充実。家族3人の荷物が十分にしまえるだけの収納力を確保しています。

まとめ

マンションの標準的な洗面台は既製品が多く、機能的だけど面白みに欠けるという洗面台がほとんど。一方で、洗面台は生活のあらゆる場面で使う空間であり、住まいの雰囲気を体現する家の顔でもあります。リノベーションを検討する際は既製品に捕われることなく、ライフスタイルに合わせた動線や機能性を盛り込んだ、唯一無二の洗面台作りを検討してみてはいかがでしょうか。