住む人に合わせて住まいを変えられるのが、リノベーションの良いところです。新築より予算を抑えつつ、自分好みの建材を選んだり、ライフスタイルに合った間取りにしたりすることが可能です。リノベーションで具体的にどんなことができるのか、1000~1500万円のリノベ費用で理想の住まいを叶えた事例を10件ご紹介します。
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もくじ
- 1.55m2で1人暮らし。都心でもゆったり暮らせる、緑と光のある角部屋
- 2.「パッケージプラン×部分オプション」で実現した理想の住まい
- 3.クールでスタイリッシュ。ブティックホテルのような開放的な空間
- 4.リノベだからこそ実現。こだわりの詰まった開放感のある住まい
- 5.広いリビング、ワークスペース、土間。全てリノベで叶える
- 6.暮らしやすい工夫を散りばめた、こだわりポイント満載の住まい
- 7.「スタイリッシュ×アットホーム」な空間で背伸びしない家づくりを
- 8.広いリビングと大容量の収納スペースを実現
- 9.フルスケルトンリノベーションで開放的な間取りに
- 10.オーストラリアのカフェを再現。スペースを活用してゆとりある1LDKに
- まとめ
1.55m2で1人暮らし。都心でもゆったり暮らせる、緑と光のある角部屋
2LDKから1LDK+WICの間取りに変更し、1つ1つの空間にゆとりを持たせた仕様になっています。
リビングにはインナーバルコニーを設け、植物がたくさん置ける爽やかな空間をつくりました。リビングと寝室兼書斎の仕切りにはガラス扉を使用したことで、開放感のある空間になり、まるで海外のワンルームのような雰囲気です。サニタリールームは、洗面・トイレ・脱衣所の機能が1つになった広々としたスペースに生まれ変わりました。
2.「パッケージプラン×部分オプション」で実現した理想の住まい
在宅ワークをする広いリビングをつくるため、3LDKから1LDKに変更しました。キッチン横のパントリーや半個室のようなウォークインクローゼット、ゆとりある玄関収納など、収納スペースも充実しています。内装の色や素材を最初に決めて、家全体が一体感のある空間になりました。
自分好みにできるリノベですが、全て考えるのが大変だと感じる場合は、パッケージプランがおすすめです。時間と手間が省ける上、トレンドを押さえた建材を利用できます。部分的にオプションで変えることも可能です。
3.クールでスタイリッシュ。ブティックホテルのような開放的な空間
2LDKから1LDK+ワークスペース+WICに変更し、躯体現しやステンレスキッチン、ダクト見せなどインダストリアルスタイルに人気の要素を盛り込んでいます。
寝室とリビングの仕切りには木製ルーバーを使用しています。ルーバーによる仕切りは、隙間によって抜け感が生まれ、採光や風通しも良いというメリットがあります。リビングのテレビ下には、ベンチにもなる造作棚を取り入れました。床にはモルタル風のフロアタイルやモールテックスを採用しています。
4.リノベだからこそ実現。こだわりの詰まった開放感のある住まい
広いリビングをつくることを重視し、3LDKから1LDK+土間+WICへ変更しました。
躯体現しやヘリンボーンの無垢フローリングなど、リビングにはこだわりが詰まっています。夫婦が同じ時間を共有できるよう、リビングとキッチンは一体感のある空間にしました。スタイリッシュなオールステンレスのアイランドキッチンを採用しています。リビングと寝室の間には室内窓を設置しました。デザイン性と機能性を兼ね備えた室内窓は、リノベで注目のアイテムです。
5.広いリビング、ワークスペース、土間。全てリノベで叶える
3LDKから2LDKに間取り変更し、広いリビングとワークスペース、土間をつくるという希望をリノベで実現しています。
キッチンには、造作のカウンターテーブルを設置して、ホームパーティーしやすい仕様にしました。カウンターテーブルにはコンセントをつけるなどの工夫もしています。個室としては設けていませんが、スペースを活かしてワークスペースとコーディネートコーナーをつくっています。
6.暮らしやすい工夫を散りばめた、こだわりポイント満載の住まい
広いキッチンは、カウンターを取り付けて家族や友人が一緒に楽しめる空間です。玄関も広く、大容量のオープン収納をつくっています。
暮らしを便利にする工夫を随所に施しました。各部屋には、洗濯物干しやコート掛けに便利なアイアンバーを取り付けています。キッチンは90度回転させて、洗面所までの動線を一直線にしました。これによって家事が劇的に楽になったそうです。リビングの棚や子ども机などの家具は、備え付けにしたことで、使いやすく希望に合った形にできました。
7.「スタイリッシュ×アットホーム」な空間で背伸びしない家づくりを
躯体現しやモルタルなどインダストリアルスタイルを取り入れつつも、木をふんだんに使うことで、温かさも感じられる内装になっています。ところどころに取り入れたステンレスをアクセントにした、木がたっぷりの造作キッチンもオシャレです。
こだわったのは壁と床です。壁には温かい雰囲気で質感のある漆喰を、床にはモルタルや燻したような無垢フローリングを採用しています。壁や床は妥協せず、他の部分の予算を抑えたそうです。譲れない部分を明確にしておくと、予算配分もしやすくなります。
8.広いリビングと大容量の収納スペースを実現
3LDKから2LDKに間取りを変えて広いリビングにしています。こちらのお宅は充実した収納スペースが特徴です。寝室には2つのクローゼット、玄関にはシューズクローゼットと土間、洗面室には収納力抜群の壁面収納を備えています。室内窓を取り入れたり、リビングと子ども部屋の間仕切りをガラスの引き戸にしたりと、開放感を損なわない工夫も施されています。
9.フルスケルトンリノベーションで開放的な間取りに
フルスケルトンにしてからのリノベーションによって、水回りを含めた大幅な間取り変更をしています。キッチンは対面式に、壁やドアは最低限にして、家族みんながどこにいてもつながりを感じられるような間取りです。居室の戸は引き戸を採用しているので、開けたままにして開放的にしたり、状況によっては閉めて個室にしたりできます。
10.オーストラリアのカフェを再現。スペースを活用してゆとりある1LDKに
オーストラリアのカフェをイメージしてつくられました。選んだ素材や色にもこだわりが詰まっています。
もともとあった2室を壊し、寝室も最低限の広さにすることで、広々としたリビングを実現しました。寝室は小上がりにし、下を収納スペースとして活用できます。リビングと寝室の壁には造作デスクを設置して、ワークスペースをつくっています。空間を有効活用しています。
まとめ
1000~1500万円のリノベーションでは、間取り変更や水回りの移動など大掛かりな工事も可能です。ただ、あれもこれもしたいとなると、予算オーバーしてしまうこともあるので、優先順位をつけて予算配分を決めると良いでしょう。使う色や素材で迷うことも多いため、最初にテーマを決めておくことで、ブレずにまとまりのある空間をつくることができるでしょう。
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writing:ハナミ
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