ニューヨーク市ブルックリン地区の倉庫や古いアパートをイメージしたブルックリンスタイルは、新しいインテリアのテイストとして注目を集めているようです。ビンテージ感のある素材を使う点も特徴なので、ブルックリンスタイルを取り入れればスタイリッシュな空間を構築できるでしょう。
今回の記事では、ブルックリンスタイルを寝室に取り入れるときのポイントについて紹介します。ブルックリンスタイルに興味のある方や、寝室のリフォームをお考えの方は参考にしてください。
事例集ダウンロードはこちら
快適な寝室を作るためのポイント
寝室は疲れた体を癒やす部屋でもあるので、リラックスできる空間になるようにレイアウトしたいものです。ここでは、快適な寝室を作るためのポイントを紹介します。ブルックリンスタイルを取り入れる前にチェックしておきましょう。
家具のバランスを考える
寝室を快適な状態に保つには、まずベッドやナイトテーブルなどの家具のサイズを検討しましょう。
たとえば、6畳の寝室の場合はシングルベッドなら2台、ダブルベッドやクイーンサイズなら1台まで置けます。メガネやスマートフォンなどを保管するナイトテーブルを置く場合は、できるだけコンパクトなサイズを選ぶとよいでしょう。
8畳の寝室の場合はセミダブルベッドを2台置くことも可能です。6畳の寝室よりも余裕があり、スペースを上手に使えばコンパクトな書斎も設置できるでしょう。
10畳の寝室の場合はキングサイズのベッドも置けます。ソファやテーブルなども設置できるので、ホテルのようなゆったりとくつろげる空間に変えられるでしょう。寝室をリフォームする際には、どのような家具を置くのかを前もって決めておきましょう。
照明を慎重に選ぶ
リラックスできる寝室を作るには、照明の明るさにも気を配りましょう。シーリングライトはリビングやダイニングには向いていますが、寝室には明るすぎるかもしれません。
寝室はゆったりと眠ることを目的としている部屋なので、他の部屋よりも光量を控えめにするとよいでしょう。明るさが足りないときには、足元に照明を設置するのもおすすめです。光源が目に入らないように配慮すれば、安眠できる快適な空間に変えられるでしょう。
ブルックリンスタイルの寝室を作るときのポイント
ブルックリンスタイルの寝室を作るときには、ベッドや壁面の素材を意識するのがコツのひとつです。ここでは、ブルックリンスタイルの寝室を作るときのポイントを詳しく解説します。
ベッドの素材を慎重に選ぶ
ブルックリンスタイルを構成する主な素材は、アンティークなデザインのレンガ、コンクリート、古材、ブラックアイアンです。グレー、黒、ブラウンなどのダークカラーを組み合わせると、スタイリッシュな雰囲気に変えられるでしょう。
ブルックリンスタイルの寝室を作るときには、金属製のベッドやヴィンテージ感のあるベッドがおすすめです。金属製のベッドの場合はブラックアイアンに白の寝具、ヴィンテージ感のあるベッドの場合はウッドフレームに白の寝具を組み合わせるとよいでしょう。
無機質な雰囲気を構築したい方は、直線的なフレームベッドもおすすめです。ブラックフレームのロフトベッドを設置すれば、武骨でスタイリッシュな雰囲気も作れます。
壁面の素材を慎重に選ぶ
昔ながらの建物が数多く残っているブルックリン地区では、レンガを用いた建物をよく目にします。このため、レンガを上手に取り入れることでブルックリンスタイルらしさが、より強調できるでしょう。ただし、マンションやアパートの寝室にレンガを張るのは難しいので、レンガ風の壁紙活用をご検討ください。
ヘッドボード側にレンガ風の壁紙を貼り付けたり、壁面の一部にレンガ風の壁紙を貼り付けたりすると、おしゃれな空間にも変えられます。
但し、すべての壁面をレンガ調にすると圧迫感が出てしまい、狭く感じることもあります。レンガ風の壁や濃い色の壁の面積を少なめにするのがおすすめです。
ブルックリンスタイルの寝室の参考例
ブルックリンスタイルを取り入れたいものの、どのようにレイアウトすればよいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。ここでは、ブルックリンスタイル寝室の参考例を紹介します。
レンガ調の壁面を使っておしゃれに空間を実現
1つ目の例は、レンガ調の壁面を使った参考例です。ブラウンのレンガ調で、インダストリアルスタイルとの差別化ができています。床にはグレーのラグ、ベッドには白い寝具を使っており、部屋全体が暗くならないように作られています。
黒の壁面でスタイリッシュな雰囲気を実現
2つ目の例は、黒の壁面を使った参考例です。床と天井はブラウン、壁面は黒でまとめており、スタイリッシュな雰囲気に仕上がっています。シーリングライトの代わりにベッドサイドランプやペンダントライトを使っており、居心地のよい雰囲気ですね。
まとめ
ブルックリンスタイルの寝室を作るときは、ベッドや壁面の素材を意識しましょう。金属製のベッドやヴィンテージ感のあるベッドを使うと、おしゃれに空間にも変えられるでしょう。また、壁面にはレンガ調の壁紙もおすすめです。金属やレンガなどの素材を上手に取り入れると、より快適な寝室作りができるでしょう。
事例集ダウンロードはこちら
