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「石膏(せっこう)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

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■石膏(せっこう)

「石膏」は、「せっこう」と読みます。「石膏」とは、硫酸カルシウムを主成分とした鉱物のことです。石膏には、天然の鉱山から採取できる天然石膏と、科学的に副生する化学石膏の2種類があります。天然石膏は不純物が混ざっている可能性がありますが、科学石膏は化学反応でつくられるので、不純物が入っていません。

各辞書・辞典からの解説

「石膏」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉」より

「デジタル大辞泉」において「石膏」とは、「硫酸カルシウムと水からなる鉱物。無色透明ないし白色の結晶。水成岩・石灰岩・粘土中に厚い層となって産する。白墨・セメント・彫刻材料などに使用。」となっています。

(2)「精選版 日本国語大辞典」より

「精選版 日本国語大辞典」において「石膏」とは、「硫酸カルシウムと水を成分とする鉱物。ふつう灰白色で透明または半透明、ガラス光沢を有する。柱状・卓状などの結晶をつくるが、多く塊状で黒鉱鉱床中などに産する。セメント、肥料、顔料などに用いる。一般に石膏像などに用いられるものは焼石膏のことで、摂氏約一〇五度で石膏を焼いたもの。水分を加えると短時間で固まるので、型取り、流し込みなどに用い、その際、補強材として麻屑、紙、針金などが用いられる。また、漢方薬としても用いられる。」となっています。

意味は「デジタル大辞泉」とほぼ同様です。

(1)〜(2)を合わせてみると、リフォーム、リノベーションにおいて「石膏」とは、「硫酸カルシウムと水からなる鉱物」のことであるとおわかりいただけたと思います。

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