誰でもわかるリノベ用語集647
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■フレッシュコンクリート
「フレッシュコンクリート」とは「ふれっしゅこんくりーと」と呼びます。「フレッシュコンクリート」とは硬化していないコンクリートのことです。地域によっては「生コンクリート」、「レディミクストコンクリート」という言葉を使うところもあります。
コンクリートは砂、砂利、水、セメントを混ぜて、任意の形にした型枠に流し込んでから凝結や硬化させることでできあがります。硬さの違いはありますが、基本的には任意の形に変えられるほどにドロドロとした状態になっています。その後、セメントとの水和反応によって、強く硬い状態へと変化するのです。
流動性のある状態のコンクリートのことを、フレッシュコンクリートと呼んでいます。
フレッシュコンクリートのメリットは、作業をスムーズに進められることです。コンクリートを使った作業では運搬、仕込み、締固めなどの工程がありますが、フレッシュコンクリートを使うことで作業の手間を省けます。
別のメリットは品質が保たれることです。通常のコンクリートを使った作業では、状況や天候による影響を受けることがあり、作業途中に品質が変化したり均一性が失われたりします。しかし、フレッシュコンクリートを使用すれば、いつでも同じ状態のコンクリートを使えるでしょう。
もうひとつのメリットは、作業の終了時までは柔らかいことです。コンクリートを使用する際には型枠を使用しますが、柔らかい状態を維持できるので使い勝手に優れています。
(参考:建築学生が学ぶ構造力学「フレッシュコンクリートとは?1分でわかる意味、性質、試験、スランプ」)
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