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「ラスティックスタイル(らすてぃっくすたいる)」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集683

■ラスティックスタイル(らすてぃっくすたいる)

「ラスティックスタイル」とは、素朴感を強調したインテリアスタイルのことです。ラスティックは英語の「Rustic」から取られており「田舎、素朴、飾り気のない」という意味があります。ただし、ラスティックスタイルは田舎にあるような古い住宅を指しているのではなく、丸太やレンガなどの自然素材を用いたスタイルを指しています。

例えば、レンガや木材を使用した空間に、モダンな家具や調度品を組み合わせるという方法があります。また、昔ながらの暖炉にモダンなデザインのソファーを組み合わせることで、安らぎを感じる空間を演出できるでしょう。古い印象の与えるアイテムを上手に組み合わせることで、素朴でおしゃれな空間を構築できるのです。

ラスティックスタイルの基本は素材の表情を前面に出すことです。白を基調とした部屋に木のテーブル、ベンチ、食器棚、木箱、コットンのソファなどを組み合わせます。木目調のフローリングを敷いたり、部屋の隅に観葉植物を置いたりするのもおすすめです。

基調となる白を生かしつつ、手作り感や素材感のあるアイテムを活用します。部屋は暖色や寒色のどちらかでまとめることで落ち着きのある空間を構築できるでしょう。

ラスティックスタイルは部屋だけではなく庭にも用いられます。木材の質感を生かしたブランコを庭に設置すれば、山小屋風の庭に演出できるでしょう。庭と部屋に統一感を持たせることでおしゃれで居心地のよい空間が作れます。

(参考:Panasonic リフォーム Club「TREND NEWS」)