誰でもわかるリノベ用語集742
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■古材フローリング(こざいふろーりんぐ)
「古材フローリング」とは「こざいふろーりんぐ」と読みます。
「古材フローリング」とは、古材を使用したフローリングのことです。長い年月が経過した建築物を解体したときに出る古材を利用します。
古材といっても、ただ古いというだけではありません。例えば、戦前に建てられていた木造の建築物にはその土地の木材が使われていました。時間をかけて乾燥させてから用いており、加工しやすい状態にしてから使用していました。
しかし、戦後になると大量の住宅供給が必要になったため、外国産の安い木材が使われるようになっています。機械的に短時間で乾燥させており、木材の持つ本来の質感が出ない状態で使われているのです。古材フローリングを使用する際には、古材の確認をしておくのがよいでしょう。
古材フローリングを検討する際には素材選びが大切です。主な素材としてチーク、ケヤキ、シガレットパイン、リバーパインなどがあります。また、古材の価格は希少価値によって変わることが多く、珍しいほど高くなり安い傾向にあります。
例えば、古材の一枚板は手に入りにくく、一般的な古材よりも価格が高いクなる傾向にあるでしょう。傷の少ない木材の方が貴重ですが、色や質感が変化したり表面が風化した木材も人気があります。さまざまな木材を比較しながら、好みに合ったものを選ぶのがよいでしょう。
古材フローリングを使用する際には、メンテナンス方法に注意しましょう。ホコリやチリなどが付着したときには掃除機で吸い取った後にから拭きするのがおすすめです。水が付着すると変形する恐れがあるため、拭き取っておくのがよいでしょう。
(参考:無垢フローリングの京都・木想商家「古材フローリングが人気の理由とは?」)
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