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「テレビボード」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

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■テレビボード

「テレビボード」とは、テレビを設置することを主な目的とする台のことです。テレビが日本で発売されたのは1950年代でしたが、当時はテレビ自体に脚や台が付いていました。畳の上に座って食事したり読書をしたりする人が多く、テレビについても畳に座りながら視聴していました。当時の生活ではテレビの高さを気にする必要がなかったため、一般的にテレビボードは必要とされていませんでした。

しかし、1970年代になるとテレビとテレビを支える台座や脚が別々となり、テレビボードが単体で発売されます。1980年代になるとビデオデッキや家庭用ゲーム機が販売されるようになり、テレビ周辺機器やコンテンツなどを収納するためのスペースが必要となりました。テレビメーカーが販売する純正のテレビボードはバリエーションが乏しく、インテリアの一部としてテレビボードを個別に購入する人が増えたのです。

現在では単にテレビを置くという目的だけではなく、デザイン性の高さが求められています。木製、スチール、ガラスなどの素材が使われるようになり、個性的なデレビボードも多く販売されています。

テレビボードは大きくわけると3種類のタイプがあります。

  • ローボードタイプ
  • ハイボードタイプ
  • 壁面収納タイプ

ローボードは目線が低くなるため、部屋に開放感を与えるというメリットがあります。ハイボードタイプは収納力に優れているのが魅力です。壁面収納タイプはスペースを取らないのが特徴となっています。設置場所や部屋の雰囲気、収納予定の機器などに合わせて選ぶのがおすすめです。

・参考:TVボードとは

 

 

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