誰でもわかるリノベ用語集842
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■ラグ
「ラグ」とは床に広げる敷物のことで、伝統的には自然素材を使った毛織物、綿織物などが中心でした。近年は合成繊維のラグも多く、お手入れのしやすさだけでなく、技術が向上によって自然繊維のような手触りや独特の触り心地の良さも魅力となっています。
ラグは、北アフリカに住むベルベル人が使用したのが発祥とされており、現在でもラグを使った「モロッコインテリア」や「モロッカンスタイル」が注目を集めています。
デザインやカラー、サイズが豊富なので、インテリアの差し色として使いやすく、季節によって入れ替える等の模様替えもしやすいアイテムです。
ラグの魅力のひとつは機能面です。風が吹くと室内のホコリが舞いあがることがありますが、ラグを敷いておけば布の繊維がホコリを絡めとるので、部屋を清潔な状態に保てます。
各辞書・辞典からの解説
「ラグ」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「ラグ」とは、「足もとや玄関の上がり口など、床の一部に用いる敷物」と説明されています。「ラッグ」と表記されることもありますが意味は同じです。
(2)「リフォーム用語集」より
「精選版 日本国語大辞典」において「ラグ」とは、「イギリス原産の厚地の紡毛織物。部分的に敷く敷物やひざ掛けなどに用いる」とされています。カーペットは部屋全体に敷き詰めますが、ラグは部屋の一部分を敷くインテリアです。
(3)「家とインテリアの用語がわかる辞典」より
「家とインテリアの用語がわかる辞典」において「ラグ」とは、「屋全体に敷きつめるのではなく、ソファの足元など、床の一部に敷く厚手の敷物」であると説明があります。「ラグマット」と表記されることがありますが意味は同じです。
(1)〜(3)をあわせると、「玄関の上がり口や足元など、床の一部分に敷くインテリアである」ことがわかります。
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