誰でもわかるリノベ用語集868
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■外断熱(そとだんねつ)・外張り断熱(そとばりだんねつ)
「外断熱・外張り断熱」とは、外壁の内側や柱の外側で断熱する工法のことです。主に板状の発泡プラスチック系の断熱材が使われます。コンクリート構造物などの熱容量の大きな建物に、断熱層を設けることで建物の内外での熱の移動を遮断します。
断熱材の使い方には外張り断熱と内張り断熱の2つの方法があります。内張り断熱とは断熱材を壁の中に詰めて使用する方法です。
各辞書・辞典からの解説
「外断熱・外張り断熱」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「外断熱・外張り断熱」とは、「住宅の断熱工法の一。断熱材が構造物よりも外側にあるものをいう。柱と外壁の間にパネル状の断熱材を張るなどの工法がある」と説明されています。湿気の遮断がしやすく、壁内の結露に強いという特徴があります。
(2)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「外断熱・外張り断熱」とは、「建物の断熱層の位置もしくはその工法の事。主にコンクリート造などの、熱容量の大きい建物の外側に断熱層を設け、建物を外気から断熱して、建物に貯められた熱を逃がさないようにする方法」と説明されています。木造住宅で使用する場合には外張り断熱工法と呼びます。
(1)と(2)をあわせると、「断熱材が構造物よりも外側にある断熱工法」であることがわかります。
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