誰でもわかるリノベ用語集871
事例集ダウンロードはこちら
■エネファーム
「エネファーム」とは家庭用燃料電池のことで、エネルギーを作るファームという意味で使われるようになった造語です。一般家庭に設置され、都市ガスやLPガスなどから水素を取り出して空気中の酸素と反応させ、電気を作り出します。また、電気を発生させたときに出る熱を利用して、お湯を沸かすことも可能です。
エネファームを導入すると、二酸化炭素の排出を減らして環境に配慮した生活できる、停電時でも電気機やお湯、暖房が使えるという安心感、光熱費が節約できる、といった効果が期待できます。
各辞書・辞典からの解説
「エネファーム」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「知恵蔵mini」より
「知恵蔵mini」において「エネファーム」とは、「燃料電池実用化推進協議会によって定められた家庭用燃料電池コージェネレーションシステムの統一名称」と説明されています。ガスや灯油から取り出した水素と酸素を化学反応させて電気を作り出します。
(2)「デジタル大辞泉」より
「デジタル大辞泉」において「エネファーム」とは、「燃料電池実用化推進協議会が定めた、「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」の統一名称。一般家庭に設置する自家発電・給湯設備で、都市ガス・LPガス・灯油などから水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電するシステムで、発電時の排熱も給湯に利用する」と説明されています。二酸化炭素の排出量の削減に効果があります。
(1)〜(2)をあわせると、「エネファーム」とは家庭用燃料電池のことで水素と酸素を反応させて発電するシステムであることがわかります。
参考:家庭用燃料電池コージェネレーションシステム エネファーム
事例集ダウンロードはこちら