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洗面台まわりの壁紙を貼り替えたい!費用と選び方を解説します

洗面台まわりの壁紙は、水はねで汚れたり、湿気が多いためにカビが生えてしまったりと傷みやすく、「壁紙を替えたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は、洗面所の壁紙貼り替えにフォーカスし、洗面所に適した壁紙の選び方や、費用相場をご紹介していきます。

洗面所に適した壁紙を選ぼう

洗面台の周りの壁紙はどうしても水はねで汚れてしまったり、湿気でカビが生えたりしますが、洗面所に適した壁紙を選ぶことで解決するでしょう。

まずは、壁紙の選び方を知り、もっと機能性が高く、洗面所とのバランスを考えた素敵な壁紙を取り入れましょう。

選び方

洗面所の壁紙選びにはポイントがあります。

■汚れ防止機能
洗面台まわりでは、洗顔をしたり手洗いをしたりするたびに、周囲に水が飛び散ります。そして洗面台まわりの壁紙へはねてしまった汚れは、シミになったりすることが多いでしょう。

汚れ防止機能がある壁紙であれば、汚れても拭けばキレイになるので、お手入れがラクと言われます。

■抗菌機能
洗面所に洗濯機を置いている家庭も多いかと思いますが、洗濯をする時にも、見えない菌が壁に付着します。

特に小さなお子様がいる家庭では、抗菌機能のある壁紙を選ぶと安心でしょう。

■消臭機能
水回りは臭いが発生しやすい場所でもあります。

特に排水口からの臭いが生じやすいので、消臭機能のある壁紙を選択することで、臭いを抑えることも可能です。

■防カビ機能
お風呂の脱衣所としても使用される洗面所は、湿気が溜まりやすい場所でもあります。

そのため、知らないうちにカビが広がっている可能性もあるため、カビに強い機能をもった壁紙を選択しましょう。

■防水機能
防カビと同様、湿気が溜まりやすい洗面所には、防水効果のある壁紙を選択することも良いでしょう。

水汚れが残りがちなのが難点なので、こまめな掃除は欠かせません。

■洗面所に置く小物やインテリアに合うような色やデザインを選択する
洗面所には、歯ブラシやタオル、コップやメイク道具などの小物、そして洗濯機や洗面台などの家電・家具が設置されています。

その中でカラーバランスに気をつけないと、ごちゃごちゃした印象になったり、視覚的に疲れてしまうことも。

そのため、できればホワイト・ベージュなどのシンプルな色合いの方が、洗面所の雰囲気がまとまって見えるため、オススメです。

■明るめの色を選ぶ
洗面所に窓がなくて光が入らないような構造になっている家も少なくありません。そういった場合は、明るめの壁紙を選択すると、洗面所が明るい印象にもなります。

洗面台まわりにオススメの壁紙

■ビニールクロス
洗面所は湿気が多く、カビも生えやすい環境であり、尚且つ排水口からの臭いも気になるので、除去してくれるようなものが最適でしょう。

その条件をクリアする壁紙としておすすめなのは、ビニールクロスです。

表面をラミネート加工しているため、汚れが付着してもすぐに水拭きすれば除去できます。また、表面に凸凹をつけて汚れがつかないような工夫もされています。

また、光触媒や消臭剤、天然の鉱石などを壁紙クロスに配合させ、臭いを吸収後、キレイな空気へと分解することができるビニールクロスもあります。

そして、ビニールクロスには防カビや防水機能を付加したものもあるため、水回りでは最も適した壁紙と言えるでしょう。

■珪藻土の壁紙
珪藻土は、断熱性が高く、調湿機能があります。また、室内の空気を清潔に保つこともできます。

特に注目できるポイントは、調湿機能がある点。

洗面所の湿気によって、カビが発生してしまうのは深刻な問題ではありますが、珪藻土によって湿度を調整できるため、こちらもオススメです。 

洗面台まわりの壁紙を貼り替える費用相場は?

洗面台まわりの壁紙を貼り替える費用相場は、材料費用と施工費用を併せて考えると、およそ7,000円〜42,000円ほどと言われます。

1m2あたりの費用で考えると、はっ水性や耐水性などの機能壁紙を使用した場合には、約1,500円〜2,000円が相場のようです。
(参考:洗面所・脱衣所の壁紙・クロス張り替えの費用と価格の相場は?) 

まとめ

今回は、洗面台の壁紙を貼り替える時の費用相場と選び方を解説しました。

壁紙は、デザインだけではなく、機能面も重視して選択するだけで、普段困っていた水回りのお悩みが解消されるかもしれません。

洗面所は他の部屋と比べても小さいスペースであり、壁紙の貼り換え費用も他の部屋と比べると安く抑えることができます。また、壁紙を替えるだけで、洗面所の雰囲気も変えることもできるので、気分の切り替えにもなるでしょう。

自分の身だしなみを整える重要な場所ですので、洗面台まわりの壁紙を貼り替えてキレイさを取り戻し、リフレッシュして身支度やケアができる空間づくりをしましょう。