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収納を増やすリフォームをしたい!収納のヒントをご紹介

収納を増やすリフォームをしたい!収納のヒントをご紹介

「モノがどんどん増えてきて収納するスペースがない」と困っていませんか?

長く住み続けていると、それだけ物は増えていくのに対して、収納スペースがどんどん埋まってしまいます。そこで今回は、収納を増やすリフォームのヒントをご紹介し、さらにリフォーム前に知っておくべき注意点もお伝えします。

収納を増やしたい!収納リフォームをする前に確認すべきこと

収納リフォームの前に知っておくべき注意点があります。

 
マンションで収納を増やす際には管理組合に確認しよう
マンション住まいで、収納を増やすリフォームを考えている場合、工事次第では、マンションの共用部の構造体に影響を及ぼすような事態が発生する可能性があります。

そこで、まずは、住んでいるマンションの管理規約や、管理組合へのリフォーム申請、工事仕様の提出が必要かどうか確認しましょう。

必要な手続きをクリアし、リフォームをすすめましょう。

 

収納扉は部屋の広さを考えよう
狭い寝室でベッドだけでも部屋がいっぱいなのに、クローゼットを作って扉を観音開きにすると、自分の体やベッドに引っかかって扉がうまく開かない事態が発生します。

狭い部屋の収納扉は引き戸を使用するなど、部屋の状況を考えて収納リフォームをしましょう。

 

余裕を持った収納スペースを作ろう
今収納したいものがギリギリ入るようなサイズの収納では、後から物が増え、せっかく収納スペースを作ったのに、また収納に困る可能性があります。未来の状況も見越して、できるだけ余裕のある収納スペースを確保すると良いでしょう。

収納のアイディアご紹介

収納を増やすリフォームをしたい!収納のヒントをご紹介

壁面収納を設置する
壁面収納とは、高さのある棚(天井の高さまであるものもあります)を壁面に設置することです。
壁の一面に収納をすべてまとめることができるため、すっきり片付きます。

またリビングなどでは、テレビ台を兼ねているものも多いです。小物や雑誌、写真などを飾れ、見せるスタイルもできるため、インテリア性も高く、お部屋の雰囲気作りにも一役買ってくれます。
 

ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットとは、クローゼット自体を1つの部屋にして、そこに収納をしていきます。
だんだん服などが増えてくると、普通のクローゼットのハンガーパイプでは、服が収納しきれなくなってしまいます。

ウォークインクローゼットでは、増えた服を整理できるだけでなく、取り出したいときにもクローゼットの中に入り込んで服を探すことができます。とても便利な収納スペースです。
中にはカバンや靴などをウォークインクローゼットに保管している人もいます。

 
屋根裏に収納スペースを作る
天井の板と屋根の間のスペースに収納を作ると、部屋からは見えない収納ができ、さらにスペースの有効活用ができておすすめです。


玄関収納を増やす

収納を増やすリフォームをしたい!収納のヒントをご紹介

靴や傘、シューケア用品など、収納スペースを増やすことで、スッキリしまうことができます。
玄関収納のタイプは、「壁面収納タイプ」「フロートタイプ」「カウンター+吊戸タイプ」「土間収納タイプ」があります。

 【壁面収納タイプ】
壁面に沿って、床から天井までの一面に収納を取り付けます。

 【フロートタイプ】
天井から床の少し上までが収納になっており、床には接地していないため、浮いたように見えます。

 【カウンター+吊戸タイプ】
吊り戸棚にカウンターがついており、カウンターには絵や写真、花など、好きなものが飾れるスペースになります。

 【土間収納タイプ】
玄関の横のスペースにクローゼットを設けるタイプで、別名シュークローゼットと言います。



階段下に収納スペースを作る
階段の下部分にスペースがある場合は、そこに収納スペースを作るのがおすすめです。
すでに、階段にある設備を撤去したり移転したりする必要がある場合は、手間がかかる可能性があります。


キッチンの床下に収納スペースを作る
キッチンの床下に収納スペースを作ることで、物があふれているキッチンの状態を改善できます。
調理道具や食器、食材など、物があふれやすいが、収納スペースがこれ以上確保できない場合には、とても有効なリフォームです。

まとめ

収納を増やすためのアイディアはいかがだったでしょうか?
一度、家の収納スペースを見直して、収納をさらに増やせば、散らかっていた家もスッキリするでしょう。

しかし、収納リフォームを検討する前に、まずは家の物を減らす努力も必要です。
収納スペースを作ったのに、まだ収納スペースが足りない、といった状況にならないように、必要なもの、いらないものなどきちんと分別して、収納をしていきましょう。