ベッドサイドにちょっとしたものを置くために、急な来客時のサブテーブルに。大活躍のサイドテーブルは、一度使うとその便利さから手放したくなくなることも。テーブルを小ぶりにしただけで、これほど使い勝手が良くなるですから、ある意味驚きのアイテム。
近年はインダストリアル調のインテリアにマッチするものも増えてきました。大手量販店で手に入るものや、技ありのもの、アイアン使いのハードなもの。
ここでは、インダストリアル調サイドテーブルを紹介していきいます。お好みの一台を見つけてください。
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大手量販店で見つかるインダストリアル調サイドテーブル
大手家具量販店は、価格が手ごろで、現物に触れることができるところがうれしいですね。デザインのトレンドも反映されて、インダストリアル調を意識したサイドテーブルもラインナップされています。
イケア「セットスコグ」
下段に使われているパンチングメタルが、インダストリアルな雰囲気を作り出しているのはイケア「セットスコグ」。「北欧生まれ」ならではの洗練されたデザインが特徴で、ホワイトを選べば塩系寄りのインテリアにもマッチしそうです。脚に付けられた2つのキャスターで移動がカンタン。複数の部屋の間で持ち運びながら使ったり、掃除のために移動するときなどに便利でしょう。
ニトリ「ネストテーブル」
「ネストテーブル」とは、同じデザインで大きさの違う複数のテーブルがセットになっており、入れ子式に重ねることができるようになっているテーブルのこと。それぞれ別々の部屋で使ったり、一か所にまとめて使ったりと、アイデア次第で使い方が広がるサイドテーブルです。
ニトリのネストテーブルは3台まとめて1万2,120円(税込)と、うれしいお手頃価格。3台を並べてリビングのセンターテーブルにしても良いですし、1台だけをベットサイドで使っても良いでしょう。ミドルブラウンのカラーを選べば、ブラックのフレームとウォールナット調の天板で、インダストリアル調のムードを作り出してくれそうです。
参考:コトバンク「ネストテーブル」
参考:ニトリ「ネストテーブル」
ヴィンテージ+技あり!インダストリアル調サイドテーブル
ヴィンテージとオリジナルをミックスしてインテリアを展開する「ジャーナルスタンダードファニチャー(journal standard Furniture:JSF)」は、インダストリアル調にマッチするアイテムも豊富です。ここで紹介するサイドテーブルは「技あり」のもの。デザインだけでなく、機能も楽しむことができます。
JSF「サイドテーブルQi(チー)」
JSFが手掛ける「サイドテーブルQi」はハイテクさが技あり。ワイヤレス充電台を搭載しており、無線給電規格「QI」に対応のスマホやタブレットなら中央部に置くだけで充電することができます。
天板は折り畳み式になっており、左右に広げれば大きく使うことができます。脚部はソファやベッドの下部に差し込んで使えるデザインになっていて、ちょっとした隙間にぴったりフィットして使えそう。ソファ脇でちょっとした仕事を片付けるのに使ったり、テレビや読書のおともにドリンクを置いたりとマルチに活躍してくれそうです。
JSF「ギデル・アトリエテーブル・S」
アトリエで使うことをイメージして作られたこちらのサイドテーブルは、卓上にアクセスしやすいラウンドデザイン。すべてアイアンで作られているハードな印象の一品です。
技ありポイントは、脚部のハンドルを回すことで高さが調節できること。ソファやベッドなど、隣のアイテムに合わせてピッタリの高さに合わせることができますから、高さが合わないことによるストレスを感じなくて済みます。
写真は天板の直径が60cmのSサイズですが、直径74cmのLサイズを選べばダイニングのメインテーブルとしても使えそうです。
参考:FLYMEe「GUIDEL ATERIER TABLE S」
アイアンの無骨さが魅力!インダストリアル調サイドテーブル
インダストリアル調インテリアと、相性ピッタリの素材といえばアイアンです。岐阜県関市「杉山製作所」は鉄の加工や溶接を専門におこなう会社で、自動車や列車の部品を手掛けてきました。近年ではそのノウハウを駆使した、アイアン家具の製造で人気となっています。
杉山製作所「クロテツ・シン・サイドテーブル」
鍛えた鉄だからこそ実現したシンプルなデザイン。杉山製作所「クロテツ」シリーズは、インダストリアル調とアーティスティックなムードが同居しています。「シン・サイドテーブル」はソファやベッドに差し込んで使うタイプ。天板はトレーとして取り外して使うことができますし、極太の脚部には小物や雑誌を収納できます。
参考:FLYMEe「KUROTETSU SHIN SIDE TABLE」
杉山製作所「クロテツ・スミ・サイドテーブル」
シンプルな造形美が光る「スミ・サイドテーブル」は、まるでトリックアートのような脚デザインが目を引きます。手で仕上げたアイアンのハードな表情が光っています。ゴリゴリのインダストリアルを目指すなら、天板はウォールナットがおすすめですが、若干ソフトな塩系を狙うなら、ホワイトオークも良さそうです。
参考:「KUROTETSU SUMI SIDE TABLE」
まとめ
ベーシックなものからアートな感覚が光るものまで、インダストリアル調サイドテーブルを紹介してきました。もしお近くの量販店で販売されているものを見て質感が弱いなと感じるなら、本格派のオリジナル作品を製作しているブランドを探してみるのもおすすめです。
ヴィンテージ調のものやアイアン使いのものは、やはり存在感が違います。キズが入ったりサビが出ても、シャビーな魅力となってくれるのもこれらの良さ。長く付き合っていくつもりなら、少々高価なものを選んでも損はなさそうです。
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