インテリアをオシャレに演出する照明。世界中に、デザイナーや芸術家などがデザインした照明があります。その一つ一つがインテリアの引き立て役や、あるいは、インテリアの中心になる製品もあります。
自分好みの照明器具をDIYでアレンジすることは、決して難しいことではありません。DIY製品や電子機器が豊富にある今は、オシャレな照明をDIYで作ることができます。
ただし、照明器具本体や内部の配線に手を加える行為は、専門の資格が必要ですので、ご注意ください。
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少しの工夫で照明器具はオシャレにアレンジできる
少しの工夫とアイディアで、照明器具をオシャレにアレンジしてみましょう。DIYで使いやすいのは、スタンドライトやペンダントライト、デスクライトです。
照明で大切なのは次の3つです。
- インテリアに陰影をつける「照明の配置」
- インテリアを雰囲気よく照らす「照明の種類」
- インスタ映えする「照明のデザイン」
この3つを順番に工夫していけば、少ない予算でも上品なインテリアが完成します。Instagramなどに、たくさんのオシャレな照明器具がアップロードされていますが、大切なのは全体のバランスです。
インテリアとして良い場所に取り付ければ、全体が整ったオシャレな雰囲気になるでしょう。
1. インテリアに陰影をつける「照明の配置」
照明は、インテリアに陰影をつけ深みを出します。
まずは、インテリアに深みを出す照明の配置から考えていきましょう。
照明のポイントは、お部屋の様々な位置に光を分散させて、インテリアに陰影をつけることです。ペンダントライトやブラケット、スタンドライトを使って、インテリアのポイントになる部分を照らしてみましょう。
さらに詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
参考:HAGS「リビングの天井照明は目的に合わせて個別の照明を組み合わせるのがポイント
参考:HAGS「多灯分散照明(たとうぶんさんしょうめい)」とは何か?
2. インテリアを雰囲気よく照らす「照明の種類」
インテリアを雰囲気良く照らすには、照明器具の種類も大切です。せっかくのインテリアも、教室のような白一色の均一な光で照らしては台無しです。
DIYで使いやすいのは、スタンドライトやペンダントライト、デスクライトです。この3つは、光源が強くポイントで照らせるため、インテリアに陰影をつけやすい照明器具です。
例えば、リビングテーブルの上にペンダントライトは定番のアイテムです。専門の資格がなくても取り付けられるような製品もあり、オシャレにインテリアを照らすには、是非取り入れたいアイテムの一つです。スタンドライトは、コンセントに差して、部屋のポイントに配置できます。
照明器具の種類をよく選び、雰囲気を演出しましょう。
3. インスタ映えする「照明のデザイン」
SNSで映えるのは、オシャレな照明器具です。カバーに色を付けたり、金属ワイヤーでアレンジしてみましょう。
DIYで使いやすいスタンドライトやペンダントライト、デスクライトには、照明本体とカバーが分離できるものが多くあります。特にペンダントライトは、ソケットと電球、カバーを組み合わせてDIYできる製品が多くあります。
カバーをワイヤーで作ったり、既製品のカバーに色をつけたりして、インテリアに合わせてアレンジしてみましょう。
アレンジしやすい照明器具の種類
スタンドライトやペンダントライト、デスクライトは、比較的アレンジしやすい製品です。
デスク照明や間接照明としてインテリアに取り入れやすく、器具のカバーが分離できるものが多いので、アレンジがしやすいです。それぞれの照明器具のポイントを簡単にご紹介します。
ペンダントライト
ソケットと裸電球にカバーを組み合わせているので、DIYに取り入れやすいです。カバーを掛けずに、複数の裸電球を吊しただけでもオシャレに見えます。
裸電球も、エジソンランプと呼ばれるちょっと変わった電球もあるので、取り入れてみてはいかがでしょう。
参考:HAGS「エジソンランプの熱さが気になる人はLEDがおすすめ!」
スタンドライト
カバーをかぶせて使うタイプなので、カバーをアレンジしやすい利点があります。コンセントから部屋の様々なところに設置できます。工事も不要でDIYでアレンジしやすい製品です。
デスクライト
DIYではカバーをアレンジするタイプの照明です。手元に置いて使うので、細かな装飾を施すとオシャレに見えます。
照明器具をDIYする際の注意点3つ
照明器具をDIYする際は、いくつかの注意点を守って行いましょう。
1.配線や照明器具本体を改造しない
最も大切なのが、配線や照明器具本体を改造しないことです。無理に改造すると火災の危険性があります。かならず専門家に任せるか、資格を取得してから挑戦します。
市販されている照明器具は、安全に使えるよう設計・製造されています。本体に過剰な電流が流れたり、負荷が掛かったり、配線などを損傷すると火災の危険性があります。
配線や電気器具が原因の火災は、住宅火災全体の16%を占めており、起こりやすい火災原因の一つです。
自己判断で改造せず、専門家などに任せましょう。
参考:大東四條畷消防組合「住宅火災の原因:住宅火災の主な出火原因について!!」組合
2.LED照明を使う
蛍光ランプや白熱電球は、ランプ自身が熱を持ち火災の原因にもなるので、LED電球を使うことをおすすめします。
特に白熱電球はヤケドするぐらい大きな熱を持ちます。
熱対策には、カバーやシェードはできるだけ金属製のものを使い、プラスチックや紙のものは避けます。特にプラスチックは、熱に弱く簡単に変形してしまうので、組合わせできません。
3.照明を密閉しない
照明器具は、密閉しないように注意します。温度が上がり、照明器具の破損や火災の危険性があります。LED電球も多少は熱を持ちますので注意が必要です。
時々、ビンの中に照明を封入している製品がありますが、安易に真似をしないでください。製品として安全に使えるよう、ビンの上部に熱を逃がす工夫がしてあります。
まとめ
いかがでしたか、照明器具に一手間加えるだけでオシャレなライトを作ることができます。
DIYで使いやすいスタンドライトやペンダントライト、デスクライトを使って、オシャレなライトを作ってみましょう。最初は簡単なカバーの色づけなどから挑戦してみてください。少しのアイディアでオシャレなライトが出来上がります。
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