リビングが12畳の場合、どのようなレイアウトが理想的なのか悩むのではないでしょうか。通常のリビングよりもコンパクトなので、何も考えずにインテリアを配置すると窮屈に感じてしまうこともあります。
そこで今回の記事では、リビングのおすすめレイアウトを詳しく解説します。インテリアの適切なサイズやリビングをよりおしゃれにするアイデアも紹介しています。ぜひ、ご一読ください。
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12畳リビングならレイアウトにこだわりたい
12畳と聞いても、どのくらいの広さなのかをイメージしにくい方もおられるでしょう。畳1枚のサイズが900mm×1,800mmの場合、12畳のサイズは2,700mm×7,200mmです。12畳のスペースなら、大人数が集まっても圧迫感はないでしょう。ただし、多くのインテリアを設置すると、有効に使えるスペースが少なくなるので窮屈に感じるかもしれません。
リビングは家族団らんの場所ですし、家に訪れる友人や親族を接待する場所でもあります。リビングに設置するインテリアの数を決めてから、レイアウトすると快適なリビングにアレンジできるでしょう。部屋の中を行き来しやすいように通路を確保しておけば、大家族でも快適に利用できます。
・参考:モダン家具【インテリア・サプリ】「【3タイプ別】12畳リビングのレイアウト&厳選インテリア例」
12畳リビングのおすすめレイアウト例
ここからは、12畳リビングのおすすめレイアウトをご紹介します。日本のリビングには大きく分けて3つのタイプがあります。それぞれのタイプの特徴とおすすめのレイアウト方法をまとめました。
縦長リビングの場合
縦長リビングは、日本では主流タイプと言われます。部屋に奥行きがあるので広く感じられますが、窓から遠い位置は光が届きづらいので暗く感じるかもしれません。また、インテリアの配置によっては通路が狭くなることもあります。
部屋を広く使うには、インテリアを壁側に寄せましょう。ソファやテレビ台などを壁際に設置すると、スペースを確保できます。また、インテリアを直線に配置すると、奥行きが出るのでリビングが広く感じられるでしょう。その際、ナチュラルカラーのインテリアで統一すると、スッキリとした印象にもなります。
横長リビングの場合
横長リビングの大きな特徴として、部屋が明るいことがあげられます。窓からの光を部屋の中に取り込めるので、居心地のよい部屋にアレンジしやすいでしょう。但し、テレビを設置するときは、光が画面に当たらないように窓と直角に設置することをおすすめします。
リビングにメリハリを付けたい方は、リビングとダイニングを独立させましょう。部屋に境界線ができるので、使い勝手も向上します。
正方形リビングの場合
正方形リビングは、インテリアの配置が難しいと言われます。ダイニングテーブルとソファの両方を設置する際には、お互いが邪魔をしないか確認しておきましょう。状況によっては、ソファを置かないなどの割り切りも必要と覚えておいてください。
12畳リビングにおすすめのインテリアサイズ
12畳のリビングにインテリアを置きたいものの、どのくらいのスペースが必要なのか分からないという方もいるのではないでしょうか。ここでは、ソファとダイニングテーブルのサイズの目安をご紹介します。
ソファ
ソファはひじかけの有無や、形状によって必要となるスペースが変わります。一般的なソファの幅は以下の通りです。
- 1人掛けのソファ 60~80cm
- 2人掛けのソファ 120~160cm
- 3人掛けのソファ 180~240cm
3人掛けのソファは横長なので、配置によっては部屋が狭く感じるかもしれません。リビングを広く見せたいときは、L字型のソファをコーナーに配置するなどの工夫をしましょう。
・参考:モダン家具【インテリア・サプリ】「【3タイプ別】12畳リビングのレイアウト&厳選インテリア例」
ダイニングテーブル
リビングで食事をするご家庭では、ダイニングテーブルの設置も検討されるのではないでしょうか。一般的な幅は以下の通りです。
- 4人掛けのダイニングテーブル 255×230cm
- 5人掛けのダイニングテーブル 320×230cm
- 6人掛けのダイニングテーブル 320×230cm
ダイニングテーブルを置くときは、人がテーブルの周囲を通れるスペースを作りましょう。最低でも60cmのスペースが必要とされます。
・参考:スムスムスマウ「ダイニングテーブルのサイズ選びと基礎知識」
ちょっとした工夫でさらにおしゃれに。おすすめインテリア術
リビングをさらに居心地のよい空間にするために、おしゃれなレイアウトにもこだわりたいと言う声もよく耳にします。ここでは、快適なリビングにするためのアイデアを2つご紹介します。
収納家具を1か所にまとめる
リビングに本や書類などをしまう収納スペースを作る方がおられます。収納家具を設置する場合は1か所にまとめるとよいでしょう。部屋がスッキリとしますし、片付けがしやすいのでおすすめです。収納家具にはさまざまなデザインがありますが、シェルタイプは圧迫感をあまり感じないので快適なスペースづくりにも貢献します。
テレビを設置しないという選択肢も加える
テレビを設置すると、ソファやダイニングテーブルなどの向きも固定されます。テレビのためにレイアウトを検討するとリビングの自由度を制限してしまうおそれもあります。思い切って、テレビをリビングから取り除くとスッキリとした空間にもなりますし、家族との談笑や読書の時間などの新しいライフスタイルも楽しめるのではないでしょうか。
まとめ
12畳のリビングは縦長、横長、正方形などのタイプによっておすすめのレイアウトも異なります。ソファやダイニングテーブルのサイズや設置場所に注意をしながら、快適な部屋にアレンジしましょう。リビングをおしゃれにしたい方は、収納家具の設置場所にこだわるとよいでしょう。また、テレビをリビングに置かないという選択をすれば、スッキリとした部屋にアレンジできますので、ご検討ください。
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