家族が増える、趣味の部屋を作りたいなどの理由でプライベート空間を新たに設けたいという方がいますが、格子戸やパーティションなどの間仕切りを設ければ場所を取らずにスペースが分けられるので、検討されてはいかがでしょうか。
今回の記事では、リフォーム・リノベーションで部屋の間仕切りをする場合の費用相場をご紹介します。ドア、パーティション、ふすまなどを利用する魅力も含めてまとめました。部屋のリフォームやリノベーションをお考えの方はこの記事を参考にしてください。
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部屋の間仕切りにかかる費用相場
同じ広さの間取りでもライフスタイルの変化によって必要となる部屋の数は異なるでしょう。例えば、子どもたちの成長に合わせて一緒の部屋から別々の部屋に変えたいという方もいます。また、自宅を仕事場として使用している方は、作業に集中できる部屋を新たに設けたいと思うでしょう。
増築をして部屋を増やす方法もありますが、手間や費用をかけずに新たな部屋を設けたいなら間仕切りがおすすめです。ここでは、主な部屋の間仕切りの種類や費用相場を詳しく紹介します。
ドアを使用する場合
空間をしっかり分けたい、加えて、状況に合わせて部屋の広さを変えたい方はドアがおすすめです。部屋を使用しないときにはドアを開いた状態にできるため、部屋のアレンジがしやすいでしょう。また、ドアの間仕切りは隙間を作らないため、防音性能にも優れています。採光と防音の両方を兼ね備えた間仕切りが必要な方にはガラス戸タイプもよいでしょう。ドアを設置する場合の費用相場は15万円～20万円です。
格子戸を使用する場合
おしゃれなインテリアとしても利用できる間仕切りが欲しい方には格子戸がおすすめです。インテリア性に優れており、和モダンを意識した部屋も構築できるでしょう。格子戸にはガラスを取り付けたタイプと取り付けていないタイプの2種類があります。防音性能を重視したい方にはガラスが付いているタイプ、通気性を重視したい方はガラスが付いていないタイプがよいでしょう。格子戸を設置する場合の費用相場は15万円～20万円ほどです。
パーティションを使用する場合
手間をかけずに間仕切りを設置したい方にはパーティションがおすすめです。簡単に設置ができ、可変性にも優れています。パーティションにはスケルトンタイプやガラスタイプなどもあり、状況に合わせて好みのパーティションを設置できます。パーティションを設置する場合の費用相場は15万円～20万円です。
障子やふすまを使用する場合
和室を仕切る場合には障子やふすまがよいでしょう。障子には光と風を通すという特徴があり、ふすまには気配や音を感じられる状態で空間を分けられるという特徴があります。障子は1枚あたり3万円～5万円、ふすまは1枚あたり4万円～5万円が費用相場です。
壁を新たに作る場合
遮断性を重視したい方には壁の設置もご検討ください。思春期を迎えた子どもたちにはプライベートな空間も準備したいもの。パーティションやドアなどでは音が漏れてしまいますが、壁なら音や視界をシャットアウトできます。
壁を設置する場合には、各部屋の空調設備の設置も検討しなければなりません。また、ひとつの部屋が狭くなるため、間取りによっては不自由に感じることもあります。壁を設置する場合にはメリットだけではなく、デメリットも考えておくとよいでしょう。壁を設置する場合は8万円～25万円が費用相場のようです。
（参考：リフォらん「部屋の間仕切り壁の費用と価格の相場は？」）
賃貸住宅での間仕切り
賃貸住宅では壁にくぎを打つことや壁を設置するなどの大規模な工事は難しいですが、工夫をすれば賃貸住宅でも間仕切りの設置は可能です。
部屋を増やしたいものの間切りの設置に制限がある場合には、カーテンやブラインドの活用もおすすめです。ホームセンターや100円ショップで販売している突っ張り棒を利用すれば、壁や天井を傷つけずにカーテンやブラインドを設置できるでしょう。
間仕切りをするための別の方法として、家具の設置もあげられます。クローゼットや棚などの大型の家具を設置すれば、部屋を2つに分けられます。家具を設置する際には地震で倒壊しないようにしっかりと対策することもお忘れなく。
間仕切り壁を撤去する場合の費用
間仕切りを設置したものの、ライフスタイルの変化により撤去する方もいるでしょう。パーティションやドアの場合には簡単に撤去できますが、壁を設置した場合には壁を撤去した後に内装工事をしなければなりません。撤去する場合は10万円～25万円の費用を見込んでください。
（参考：リフォらん「部屋の間仕切り壁の費用と価格の相場は？」）
まとめ
部屋の間仕切りのリフォーム・リノベーションをする場合の費用相場は使用する材料によっても異なります。ドアや格子戸の設置費用は15万円～20万円、壁を新たに作る場合には8万円～25万円の費用がメドと言われます。予算や利用目的に合わせて材料を選ぶのがおすすめです。
賃貸住宅に住んでいる場合でも間仕切りの取り付けは可能です。突っ張り棒を使ってカーテンやブラインドを取り付ければ、壁や天井を傷つけずに容易に間仕切りができるでしょう。
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