キッチンは食品、調理器具、食器類など、収納するものが多い場所。さらに、毎日使用するスペースなので、できるだけスッキリさせたいという方もいるのではないでしょうか。
キッチン周りの収納ではパントリーがおすすめです。そこで今回の記事では、パントリーの魅力についてご紹介します。パントリー設置に必要なスペースや設置方法、そして活用法などのポイントもまとめました。パントリーのスペースを作って、キッチン周りをスッキリさせましょう。
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パントリーの魅力
パンドリーを設置すれば、今までキッチンに収まりきらなかった物や、いざというときに必要な物も保管できます。ここでは、パントリーの魅力を詳しく解説します。
買い物した後の食材を保管できる
最近では、一度にまとめて食材を購入するご家庭も多くなる傾向と言われます。まとめて購入したときは保管場所に困りますが、パントリーを設置すれば一時的な保管場所として活用できるでしょう。
災害対策として利用できる
また、地震、台風、津波など、さまざまな自然災害への備えも大切です。緊急事態でも安心して過ごせるように、食料品をストックしておきたいという方もいるのではないでしょうか。パントリーを設置すれば長期保存できる非常食や水をしまっておけるので便利です。
収納したアイテムを見つけやすい
一般的にパントリーはオープンな状態に作られています。引き出し式の収納とは異なり、しまっておいた食料品や調理器具などを見つけやすいというメリットもあります。パントリーを設置すれば、食材や器具をすぐ手に取ることができて、調理する際のストレスを軽減できるでしょう。
パントリーの設置に必要なスペース
パントリーに興味があるものの、スペースが限られているので設置は難しいのではと懸念される方もいらっしゃいます。ここでは、パントリー設置に必要なスペースを解説します。
1畳のスペースがあれば設置は可能
食料品や非常食の収納には、1畳のスペースがあれば相応の収納力あるパントリー設置が可能とされます。1畳は江戸間で176cm×87.8cm、京間で191cm×95.5cmです。ウォークスルー型のパンドリーなら動線の流れもよいので機能的に使えるでしょう。
(参考:長谷工の住まい「マンション購入ガイド」一畳の大きさはどのくらい?)
1畳のパンドリーで収納できる物
1畳のパンドリーがあれば、おおよそ1週間分の食料品を収納できます。お米、調味料、缶詰、お酒、カップ麺、コーヒー、紅茶などもストックできるので便利です。さらに、食料品以外にもトイレットペーパー、キッチンペーパー、ティッシュペーパーなども収納できるでしょう。犬や猫などのペットがいるご家庭では、ペットフードをパンドリーにスッキリと保管するのもよいですね。
尚、ゴミ箱をパンドリーやパンドリーの下に置くのは避けましょう。衛生的にもよくありませんし、臭いが食料品に移ることもあります。注意点として覚えておいてください。
パントリーを設置する際のポイント
パントリーはインテリアショップやホームセンターでも購入できます。ただし、パントリーは設置の仕方によって使い勝手も変わります。収納グッズの活用や高さに合わせた収納を心掛ければスッキリと収納できるでしょう。
収納グッズを利用する
パントリーに食料品や非常食をしまうときは、そのまま棚の上に置くのではなく収納グッズを活用しましょう。例えば、収納ボックスを使えば、ジャンルごとに食料品を分けられます。すぐに取り出せるようにしたい方は、フタのないバスケットも便利です。
収納ボックスには透明のタイプと半透明のタイプがあります。半透明のタイプは生活感を出さずに収納できるというメリットもありますが、中身が見えないので使いにくいというデメリットもあります。中身がすぐに分かるようにするために、ラベルを付けるとよいでしょう。
高さに合わせた収納を心掛ける
パントリーは棚の高さに合わせた収納を心掛けると使い勝手もより向上します。パントリーの上部にはラップやアルミホイルのストックなど、軽い物をしまいましょう。一方でお米や水などの重い物は、パンドリーの下部にしまっておくと取り出しやすくなります。食料品についても使用頻度の高い物を手の届きやすい位置に置いたり、賞味期限の長い物をパンドリーの上部に保管するなどの工夫をして、スッキリとした状態で活用しましょう。
日の当たる場所を避ける
パントリーは使いやすい場所に設置するのがおすすめです。ただし、食料品を常温で保存するので、日の当たる場所にパンドリーを設置するのは避けましょう。特に、南側や西側は太陽の光が差し込む可能性もあるので注意したいものです。風通しのよい日の当たらないスペースを選んで取り付けるようにしてください。
まとめ
パントリーは買い物した後の食品を保存できる、災害対策が可能などの魅力もあります。キッチンをスッキリさせられ、食品や調理器具も取り出しやすいパントリーにすれば、調理中のストレスも軽減できるでしょう。1畳のスペースがあれば設置できるので、リノベーションやリフォームをお考えの方は設置が可能なのかを検討してみてはいかがでしょうか。パントリーを取り付ける際には、棚の高さに合わせた収納を心掛けることがコツのひとつ。また、食料品を常温で保存するので日の当たる場所は避けましょう。
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