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愛猫のために、扉をリフォームして猫扉を付けてみませんか?

今日も家の中をグルグルと見て回る猫のために、猫が通れる猫扉がオススメです。
住まいの引き戸や開き戸・網戸に専用の扉を付けることで、猫たちが自由に行き来できます。
猫扉を取り付けるには、今ある扉に取り付ける方法と、扉をペット専用扉に交換する方法があります。今ある扉に取り付けるなら、お値段手頃に取り付けられますし、扉ごと交換ならデザイン性に優れたものが取り付けられます。
愛猫のため、ぜひ検討してはいかがでしょうか?

 

猫が自由に行き来するための猫扉とは

猫扉は、通称ペットドアと呼ばれるグッズです。20センチほどの猫が通れる専用扉です。猫用だけでなく、犬用の少し大きめの扉もあります。
扉に最初からついているものや、後から取り付けられる製品もあり、近年人気が高まっています。
猫用の扉には、室内の扉に取り付けるものから、壁に取り付けるもの、外の網戸に取り付けられるものまで様々な種類が出ています。扉のない、枠だけのタイプの製品もあります。

 

猫扉のメリット

猫扉の利点は、扉を開け放したままにしなくてよいことです。人が使う扉は閉めたままで、猫だけが行き来できるので、お部屋の冷暖房の効きや、来客時の対応や、猫が通る度にわざわざ開けなくてもよいこと、猫が無理やり扉を開けないのでドアが傷つかないこと、などの利点があります。
また、猫扉に扉がついているタイプは、要なときに閉めて出入りを制限することもできます。この機能は意外と便利で、部屋の掃除や消毒など、来て欲しくないときに出入りを制限できます。

 

猫扉のデメリット

猫扉のデメリットは、開閉時の注意です。
猫用の扉は小さく、思わぬ事故に繋がってしまうこともあります。特に引き戸の場合は、扉と壁の間に挟まれる事故もあり、猫扉の取り付け位置に注意が必要です。できるだけ把手側に取り付けて壁との距離を離しておきましょう。
それ以外にも、扉のデザイン性を損なう、猫扉の部分が汚れやすくなること、慣れるまでに時間が掛かり場合によっては使わないことなどがあげられます。デザイン性を重視する場合、市販の製品では色や形がない場合もあります。建具屋さんに作ってもらうこともできますが、費用が高くなることに注意しましょう。

 

 

猫扉のための扉リフォーム

猫扉は、室内扉や間仕切り壁をリフォームして取り付けられます。ドアに穴を開けるという難しい工事が必要なので、できれば工務店やリフォーム会社などに取り付けをお願いしましょう。
扉のリフォームは、いまの扉をリフォームして取り付けるパターンと、猫扉がついている扉にリフォームするパターンの2通りです。どちらも価格や機能面、デザイン性でメリット・デメリットがあります。価格を優先するなら今の扉に猫扉を取り付ける場合が良く、キレイに仕上げたいなら扉ごとリフォームが良いでしょう。

 

今使っている扉に取り付ける

今使っている扉をリフォームして取り付ける場合、好きなメーカーの製品を自由に選べることがメリットです。色々なメーカーから様々な製品が販売されています。扉が透明なもの、半透明なもの、ロック機能があるもの、大きなもの・小さなものなど、ご自宅の環境や愛猫の体型に合わせて自由に選ぶことができます。
デメリットは、扉とデザイン性がマッチしない場合がある、扉の動作が悪くなる場合があること、扉メーカーの保証が受けられなくなること、取り付け場所によっては金額が高くなることなどがあげられます。

新しく猫扉がついた扉に取替える

新しく猫扉がついた扉に取り替える場合、お部屋のインテリアにあったデザインを選びましょう。
製品として販売されていますので、扉の動作にも問題なく、保証も受けられます。愛猫のためにインテリアをリフォームされる方などは、ぜひ検討したいところでしょう。
デメリットは、選べる製品があまり多くないことです。特にサイズの展開が少なく、猫は困りませんが、犬などが通れない場合もあります。

 

 

オススメの猫扉の種類

たくさんの猫扉が販売されていますが、その中でも建物に使う建材を作っているメーカー製品のものをご紹介します。猫扉は扉に取り付ける製品のため、扉との相性がとても大切です。建材系メーカー製品なら、その辺の不安を少しでも解消してくれるでしょう。

 

ハピア ベイシス(大建工業)

大建工業は、ペット用製品をたくさん作っている建材系メーカーです。
その大建から販売されているペット用扉は、最初から猫扉がついた製品です。既製品の扉の中では比較的値段も安く、使い勝手の良い製品です。

参考:大建工業「ペットが自由に出入りできるくぐり戸付き室内ドア」

 

ペット用ドア ビノイエ(NODA)

NODAも建材系メーカーでは有名です。
サイズは2種類で、猫・小型~中型犬用(19.8cm×24.7cm)と大型犬用(30cm×40cm)があります。2つに折れるフラップ式で、専用の塞ぎようフタも付属しています。

参考:NODA「ペット用ドア」(カタログ)

 

ペットドア(Panasonic)

ハウスメーカーでも有名なパナソニックは、好きな扉にオプションでペットドアを取り付けられます。デザインを自由に選べるので、デザイン性を重視される方にはピッタリの製品です。

参考:Panasonic「ペットも自由に出入りできるドア」

 

まとめ

今回は、愛猫のための猫用ドアをご紹介しました。
自宅内をくまなく歩きまわる愛猫のために、自由に行き来できるよう、ドアに猫用ドアを取り付けてはいかがでしょうか。
今使っている扉を使って、若しくは新しく専用の扉を取り入れてリフォームできます。どれを使うかは飼い主であるあなた次第です。ぜひ検討してみてください。