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スペースが限られていてもこだわって使いやすいお気に入りの洗面室を叶える

マンションではよくあることでもありますが、洗面所のためのスペースが限られている場合や四角くお部屋がとれない場合があります。そんな時も諦めることなく、小スペースもこだわってお気に入りの場所にしましょう。

小スペースに設置できる設備はどんな方法があるかよく聞いてみる

スペースが限られている場合、出来上がっている既製品の洗面化粧台だと設置できない、または設置出来ても使いづらいということがあります。そのような場合に、快適な洗面室にするためにはどんな方法があるのか担当者によく聞いてみましょう。

写真のように造作するパターンもあります。造作では、カウンターの広さや洗面ボウルの大きさ、収納がどれくらいとれるか、といったところがチェックするポイントになります。また写真のように周りの小物たちが使い勝手を左右するポイントにもなります。ちょっとした小さなガラス棚や棚板は使う目的を明確にすると実際の生活で使いやすく便利なモノになります。

収納とお気に入りポイントの作り方

どんな風に収納がとれるか打ち合わせ時に話をするためにも、それぞれの場所に何があったら便利になるか考えておきましょう。タオルだけでなく洗面関係のストック品や家族の下着を置いておきたい人もいるでしょう。置きたいモノが置ける収納にするためにもイメージを明確にしておきましょう。

例えば写真では洗面ボウル右横にカウンターがありますが、その上部分にさらに収納を作るコトも可能です。そこで重要なのが奥行です。何を収納したいかにより奥行が決まります。曖昧なまま作ると、使い勝手が悪く、かえって散らかる収納が出来上がってしまいかねません。ぜひ収納したいモノを明確にしておきましょう。

またお気に入りポイントにするには、便利にすること以外に目で見て楽しむ内装材が重要です。水がはねても拭きやすい自分好みのタイルを選び、視線がいく一番奥の壁一面に貼ったり、あるいは色柄のあるクロスを取り入れても素敵です。鏡周りに使う照明もポイントの一つになるので全体の雰囲気に合わせて選ぶと効果がでます。

まとめ

少しでも広く見せたい!と思うコトがあれば鏡を大きく貼ることも効果が出る一つです。鏡の使い方はバランスと見え方が大事なので相談しながら進めると効果的に使えます。照明の明るさも反射され全体的に明るい感じも得られます。興味があれば合わせて検討しましょう。洗面室を使うたびに気持ちが良いお気に入りの空間を叶えましょう。

ライタープロフィール|真栄城 あさみ

真栄城あさみ
インテリアコーディネーター/自宅収益化プロデューサー
300件以上の自宅・店舗プロデュース。
サポート歴16年目。現在は本場ロンドンから最新情報を発信。
自宅空間を好きなコトで収益化し自由な働き方を叶える。
仕事も暮らしも心から楽しむ人を増やすことを使命に活動中。

HP: https://amudesign-m.com
Instagram: asami_maeshiro