Column

北欧スタイルのカーテンで落ち着いた空間づくり。選び方のポイントを解説

シンプルで温かみを感じるデザインが特徴と言われる北欧スタイル。見た目の美しさだけではなく実用性も兼ね備えているので、リビングや寝室に北欧スタイルを取り入れている方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、北欧スタイルのカーテンの選び方について解説します。参考例も紹介していますので、北欧スタイルを取り入れたい方やカーテンの交換をお考えの方は、この記事を参考にしてください。

カーテンを選ぶときに押さえておきたいポイント

カーテンはインテリアの中でも面積が広く、選んだデザインによって部屋の印象を大きく変えてしまうこともあります。また、カーテンを選ぶときには見た目を重視してしまいがちですが、機能性も押さえておきたいものです。ここでは、カーテンを選ぶときに覚えておきたい2つのポイントを紹介します。

カラーバランス

居心地のよい部屋を構築するにはカラーバランスを意識しましょう。カラーコディネートの基本はベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3種類で、それぞれの配分を「7:2.5:0.5」にするのがおすすめと言われます。

(参考:キナリノ「インテリアの黄金比って知ってる!?【7 : 2.5 : 0.5】の色の法則を詳しくご紹介!」

ベースカラーとは壁、床、天井の色のことで、カーテンもベースカラーに該当します。カーテンの色を選ぶときには、床や天井の色に合わせるとよいでしょう。メインカラーとはソファやテーブルなどの大きな家具の色のことです。アクセントカラーとはクッションや小物などの色を指しています。それぞれのカラーバランスを意識すれば、リビングや寝室を快適な空間にも変えられます。

シーン

カーテンを選ぶ際には機能性もチェックしておきましょう。カーテンには、遮光機能や遮音機能などの加工が施されているものもあります。たとえば、西日の強い部屋にカーテンを取り付ける場合は遮光機能が付いたタイプがよいでしょう。また、遮熱機能の付いたカーテンを取り付けると、外から入る日差しを抑えて室温の上昇を防ぐ効果もあります。

マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる方は、遮音機能の付いたカーテンもおすすめです。シーンに合わせてカーテンを選べば、快適な空間になるでしょう。

北欧スタイルのカーテンを選ぶときのポイント

北欧スタイルのインテリアの魅力は、家族が同じ空間に長時間過ごす場合でもリラックスして心地よく過ごせることではないでしょうか。デザイン、サイズなどを慎重に選びながら、お気に入りのカーテンを見つけましょう。ここでは、北欧スタイルのカーテンを選ぶ際のポイントを2つ紹介します。

シンプルで飽きのこないデザインにする

柔らかで明るい雰囲気が特徴とされる北欧スタイル。カーテンを選ぶ際にも柔らかな印象を与えるデザインがおすすめです。また、スウェーデンやフィンランドなどの北欧諸国の冬場は日照時間が短く、室内で過ごす時間も長いそうです。そのため、北欧スタイルのカーテンには、シンプルで飽きのこないデザインを多く見かけます。北欧の生活スタイルに倣って、シンプルなデザインのカーテンを取り入れて、おうち時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

無地のカーテンを取り付ける場合は白、グレー、薄いベージュなどの淡い色がおすすめです。柄物のカーテンを取り付ける場合は、花柄や葉柄などの植物をモチーフとしたデザインがよいでしょう。ただし、他のインテリアと合わせにくいと感じたときはシンプルな無地のカーテンがおすすめです。

窓にではなく壁に合わせたサイズにする

北欧スタイルカーテンのさらなる特徴として、サイズが挙げられます。日本では窓に合わせてカーテンを選ぶのが一般的ですが、北欧では壁に合わせてカーテンを選ぶのが一般的です。リビングや寝室にカーテンを取り付けるときには、壁の大きさをチェックしておくとよいでしょう。

また、日本ではカーテンを取り付けるときにタックを使用しますが、北欧ではタックを付けないでドレープにするのが一般的です。タックのないカーテンなら柄がつぶれませんし、優雅な雰囲気を与えます。タックのないカーテンは、どのくらいの横幅を取るのかで印象も変わります。前もって部屋のサイズを確認しておきましょう。

北欧スタイルのカーテンの例

最後に北欧スタイルのカーテンの例をご紹介します。カーテンを選ぶときの参考にしてください。

レースのカーテンでさわやかな印象を与える

レースのカーテンの特徴は無地よりも個性が強く、柄物よりも圧迫感を与えないことと言われます。外からの風や太陽の光を取り込めるので、春や夏などの季節に効果的です。UVカット機能が付いたレースのカーテンにすれば、家具や肌の日焼けも防げます。

柄物のカーテンで明るい雰囲気に変える

部屋全体を明るい雰囲気にしたい方は、柄物のカーテンもおすすめです。水玉模様のシンプルなデザインなら、他のインテリアにも合わせやすいでしょう。

ナチュラルカラーで落ち着いた空間にする

緑色を使ったインテリアはナチュラルな印象も与えます。フローリングや木材を使用した家具とも相性がいいので、色の選択に困ったときは緑色のカーテンを取り入れてみましょう。

まとめ

北欧スタイルの特徴であるシンプルで飽きのこないデザインは、カーテン選びの際にもポイントにしたい点です。また、窓ではなく壁に合わせてカーテンを選ぶと、優雅で居心地のよい空間に変えられます。北欧スタイルのカーテンを取り入れて、家族がゆったりとリラックスできる落ち着いた空間を手に入れましょう。