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北欧スタイルの部屋作り。押さえておきたいポイントとは?

北欧スタイルの特徴はシンプルでおしゃれ、そして温かみを感じられることと言われます。北欧スタイルを取り入れて居心地のよい部屋を作りたい方もいるのではないでしょうか。

一方で、北欧スタイルに挑戦したいものの、どこから手を付ければよいのか分からないという方もいらっしゃるようです。そこで今回は、北欧スタイルの部屋作りのポイントを詳しく紹介します。

北欧スタイルの部屋作りで押さえておきたいポイント

北欧スタイルの部屋を作るときのポイントは以下の3つです。

・カラーバランス
・家具の選択
・観葉植物や小物の活用

ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

カラーバランス

北欧スタイルのインテリアを構築する際には、まず部屋全体のカラーバランスを決めましょう。好みの色だけを使って無計画に配色した結果、違和感のある部屋になっていたという例もあるようです。カラーバランスを決めるときには、ベースカラー、テーマカラー、アクセントカラーに分けて考えましょう。

ベースカラーとは壁、床、天井などのインテリアの中心になる色のことです。北欧スタイルを取り入れる場合、大地や植物などをイメージさせる色を選びましょう。おすすめは白、ベージュ、グレー、グレーブルーです。

テーマカラーとはソファ、カーテン、テーブルなどの家具に使用する色のことです。北欧スタイルを取り入れる場合、白、ベージュ、グレー、アイボリー、青などの色がおすすめです。

アクセントカラーとは小物やクッションなどに使う色のことです。北欧スタイルを取り入れる場合、青、緑、黄、黒などをアクセントカラーに使うとよいでしょう。アクセントカラーを上手に取り入れると、明るくスタイリッシュな空間にもできます。

北欧スタイルを作るときには、最初にベースカラー、テーマカラー、アクセントカラーを決めておくのがおすすめです。

家具の選択

北欧スタイルには2種類のタイプがあるのをご存じでしょうか。ひとつは北欧モダン、もうひとつは北欧ヴィンテージと呼ばれています。

北欧モダンとは直線的なデザインを多く使ったインテリアの呼称。生活感を抑えたスタイリッシュな雰囲気と木の温もりをミックスさせている点も特徴です。北欧モダンを取り入れるときは冷たく感じる素材と温かみを感じる素材、寒色と暖色といった相対するものを組み合わせるようにしましょう。

北欧ヴィンテージとは1940~1970年に北欧で作られた家具を指すそうです。北欧ヴィンテージの特徴のひとつはチーク材を使っていることです。チーク材は年月を重ねると強みのあるオレンジ色に変化します。落ち着いた雰囲気の部屋に変えたい方におすすめの素材です。北欧スタイルの部屋を作るときには、どちらにタイプにするのかを決めておきましょう。

観葉植物や小物の活用

白やベージュを基調とした北欧デザインは、観葉植物との相性もピッタリです。また、観葉植物を窓辺に置けば、健康的な雰囲気の部屋にも変えられます。植物の緑を空間のアクセントカラーとして使ってみましょう。

ホームセンターではさまざまな観葉植物が販売されていますが、部屋のアクセントとして用いるならばウンベラータがおすすめしたい植物のひとつです。大きな葉と細長い茎が特徴で、シンプルな北欧スタイルの部屋に合わせやすいでしょう。

レトロな雰囲気を作りたい方はサンスベリアもおすすめです。シャープなシルエットをしており、北欧スタイルの部屋にもよく合います。また、他の観葉植物に比べると空気清浄能力が高いので、部屋をより快適な状態に保てるでしょう。

北欧スタイルを作るときには小物の活用も考えましょう。キャンドルなどを棚に配置すれば、北欧テイストの空間もつくり出せます。他にも木製のフィギュアや北欧キャラクターのツールホルダーなどもおすすめです。部屋の雰囲気に合ったおしゃれな小物を並べましょう。

おすすめの北欧スタイルの例

北欧スタイルの部屋を作るための基本は分かったものの、どのように家具や小物を組み合わせればよいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。ここでは、おすすめの北欧スタイルの例を紹介します。

ベージュや白をベースにしたデザイン

1つ目の例は、ベージュと白をベースにした北欧スタイルです。壁や床は白でまとめており、ソファやテーブルはベージュとアイボリーを使っています。観葉植物をアクセントとして使っているのもポイントです。

モノトーンでまとめたデザイン

2つ目の例は、白やグレーをベースにした北欧スタイルです。白、グレー、黒の3色でまとめており、スタイリッシュな空間が作り出されています。棚には観葉植物が置かれており、おしゃれな雰囲気に仕上がっています。

ブルーのソファを活用したデザイン

3つ目の例は、白やベージュをベースにした北欧スタイルです。テーブルと壁を同系色で合わせており、スッキリとした印象も与えています。アクセントにブルーのソファを使い、明るい部屋に仕上がっています。

まとめ

北欧スタイルの部屋を作るときにはカラーバランス、家具の選択、観葉植物や小物の活用のポイントを押さえておくのが重要とおわかりいただけたかと思います。また、ベースカラー、テーマカラー、アクセントカラーを決めておけば、家具や小物がより選びやすくなるでしょう。