こんにちは!かたづけクリエイターのはせがわあかねです!これからリノベを考えている方、またすでにリノベをされた方の暮らしに焦点を当てた『暮らしやすい空間作り』を提案させていただきます。
今回はリノベ後にありがちなお悩みのひとつ、オープン棚の使い方です。いわゆる『見せる収納』ですね。難しいようですが、実は誰でも簡単に再現できる使い方のポイントがあるのです。
『おしゃれ』も『実用的』も両方叶えたい!
この投稿をInstagramで見る
開放的な空間と使いやすい収納に憧れてリノベしたものの、実際住んでみると「思っていたのと違う」となることも、しばしば見受けられます。
その原因のひとつに、“収納が上手く使えていない”ことが考えられます。オープン棚の場合は『見せる収納』の分類ですので、引き出しや扉付きの棚に慣れている方にとっては難易度が高く感じられるかもしれません。
『おしゃれ』を重視すると使い勝手が悪くなってしまったり、逆に『実用的』を重視すると見た目が気に入らない。このジレンマをすっきりと解決するために、全ての棚をオープンに使うのではなく棚の一部にバスケットなどの収納用品を用いることをオススメします。
では、どんな収納用品をどのように使えば良いのでしょうか?おしゃれで実用的な収納用品の選び方や収納方法について知っておいてほしいポイントが2つあります。まず1つ目が『統一感』、2つ目が『バランス』です。この2つのポイントをおさえながら具体的にお話しします。
①収納するモノの統一感と収納量のバランス
統一感とは、ざっくり言うと「揃っている」状態のことです。収納するモノの統一感とは使用頻度や使うシーンごとに「グループ分けされている」状態と捉えます。例えば、洗面所のオープン棚に小物を収納する場合「スキンケア用品」と「歯ブラシのストック」は一緒にせず、それぞれ違う棚やバスケットに収納することでモノの場所を把握しやすく、より使いやすくなります。
また、収納用品の中に収めるモノは「詰めすぎない」ことが大切です。ぎゅうぎゅうになったボックスから目的のモノを取り出すのも、戻すのも非常に大変です。精神的にもストレスですよね。それが積み重なると次第に片づけが億劫になり、部屋が散らかる原因となってしまいますので余白を意識して収納しましょう。
②収納用品の統一感と配置のバランス
色や形、素材が近しいものが並んでいると心地よい空間が生まれます。つまり、使用する収納ボックスやバスケットの色や形、素材が揃っているとよりおしゃれに見えるというわけです。例えば、ラタンと天然木の組み合わせ。素材は違っても色味や“自然素材”という共通点がナチュラルでまとまりのある印象を作ってくれます。
また、実用的な収納にするために気にしていただきたいのが収納用品の形状です。使用頻度の高いモノには出し入れしやすいかごやバスケット、ストック品など使用頻度の低いモノには蓋付きのボックスを選ぶと中に埃が溜まりにくく掃除の際に便利ですよ。
配置のバランスについてはセンスが問われる気がしますが、単純に「置きすぎないこと」を意識するだけで見映えが良くなります。冒頭にお伝えした通り、全てをオープンにするのではなく“一部”に収納用品を用いることで開放的なオープン棚の良さを残しつつ実用的で使い慣れた収納が完成します。
軽くて小さなモノは棚の上部に、大きくて重たいものは棚の下部に置くのが使いやすい収納のコツです。見た目にも安定感・安心感が得られます。
棚に出来た余白には、好きなアートやフラワーベースなどオブジェを飾ってみるのも良いですね。
まとめ
・収納するモノは使用頻度や使うシーンごとにグループ分けをする。中身は詰めすぎず余白を意識して収納する。
・収納用品は色や形、素材が近しいものをチョイス。使用頻度が高いモノはバスケットなどの口が大きく開いた開いたものを。ストックなど使用頻度の低いものは蓋付きのボックスを。
・軽くて小さなモノは上に、重くて大きなモノは下に。収納用品は全ての棚に置かず、余白には好きなモノを飾ってみる。
おしゃれで実用的なオープン棚の使い方、いかがでしたか?暮らしが快適になると心にも余裕が生まれます。暮らしやすい空間づくりで、是非“心の余白”も手に入れてくださいね。
事例集ダウンロードはこちら