こんにちは!片づけクリエイターのはせがわあかねです。今日はお悩みの多い「洗面所収納」についてのお話です。
手洗いや歯磨きにメイクなど、多用途に使われる洗面所。家族が毎日使う場所ですから見た目にも機能にもこだわりたいですよね。
洗面所をリノベーションする場合、オシャレなデザイン性からオリジナルの造作洗面台を設置されるケースが多くあります。
その一方で収納が少ないという問題も。今回はそんなオシャレな『造作洗面台』の収納の考え方や、収納が少ない時の対処法を見ていきます。
思っていたより収納が少ない?!
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キッチンや洗面所などの水回りは家の中でも生活感の出やすい場所です。住宅の内見でも「水回りの清潔さ」「使い勝手の良さ」が物件選びの決め手になることがありますよね。特に、家族が毎日使う洗面所はリノベにおいても需要のあるエリアだと言えます。
洗面所をリノベするにあたり、見た目のおしゃれさからユニットの洗面台ではなくオリジナルの造作洗面台を選択されるケースが多くあります。しかし、実際には「使ってみたら収納が少なかった」という声も。
今回は、1)造作洗面台へリノベする際に前もって確認してほしいこと、2)造作洗面台の収納が少なかった場合の対処法 の2本立てでお伝えします。
1)「造作洗面台リノベ」ここはチェック!
「収納が少なかった」を回避するために、『現状の把握』と『今後の使い方』をハッキリさせる必要があります。まずは現在お住まいの洗面所で誰が何をしているか、またどんなモノをどのくらい使っているかを書き出してみましょう。
例えば、
・夫:毎朝髭を剃っている→シェーバー(1つ)、充電器(1つ)シェーバーのメンテナンスグッズ(細々したもの)
・家族全員:朝晩歯を磨いている→家族分の歯ブラシ(4本)、歯磨き粉(2本)、歯ブラシのストック(10本程度)、糸楊枝(2セット)など。
次に、今後洗面所をどのように使いたいか、その為にどんなモノが必要かをイメージしてみましょう。
例えば、・毎朝、大きな鏡の前でじっくりメイクをしたい→スキンケア・コスメ用品(大量)、椅子(1脚)
・週末、飼っている犬のシャンプーをしたい→犬用のタオル、シャンプー、ブラシ、ドライヤー(各1つ) など。
洗面所は清潔を保持したり身嗜みを整える以外にご家庭によって多用途に使われる場所です。このように書き出してみると、何をどの程度収納する必要があるのかが分かり、収納が足りないという事態を防げます。
②造作洗面台にしたら収納が少なかった!
では、造作洗面台にしたものの実際に使ってみて収納が少ないと感じた場合。まずは、洗面台にあるモノを一旦全て取り出します。次に、洗面所で必ず使うモノから優先的に収納していきましょう。
そうすると「これは洗面所じゃなくてもいいかも」というモノが出てくる場合があります。その代表例が、耳かきや体温計、爪切りなど。これらはリビングで使われるにも関わらず洗面所に収納されているご家庭が非常に多いです。“使う場所の近くに収納する”のが鉄則ですから、こういったモノを省いていくと新たなスペースを確保出来ます。
それでもまだ収納が足りない場合は、思いきって増やしてしまうのも手です。ただ、闇雲に収納用品を置いてしまうのでは見た目も悪く、掃除の手間が増える可能性があるのでモノ選びは慎重に。
例えば、洗面ボウル下の目立たない位置に突っ張り棚を設置することで使用頻度の低いストック品の収納が作れます。床に直置きしないので掃除も楽ですね。また、既存の椅子や踏み台を収納付きのモノへ変更すると収納量がUPします。棚など“置く”場所がないのなら、壁面を利用するのも良いでしょう。意外とかさばるボックスティッシュも壁付け出来るおしゃれなアイテムがたくさんありますよ。
まとめ
朝からお気に入りの洗面台で身支度が出来たら、それだけで1日気分良くに過ごせそうですよね。
家族や用途の数だけモノが増えるのは当然ですが、収納スペースは無限ではありません。本当に必要かどうかを見極めることが暮らしやすさの鍵となります。
予めモノの量を把握し収納方法のイメージを業者と共有出来ることが望ましいですが、収納が少ないと感じたらこちらのアイデアもお試しくださいね。
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