開放的なオープンキッチンは、大きく、アイランドとペニンシュラの2つのタイプに分けられます。日本ではスペースを有効活用できるペニンシュラタイプが人気ですが、オシャレなアイランドタイプも捨てがたいもの。リノベーションを前に、どちらが良いのかと迷っている方も多いことでしょう。
ここでは特徴あるオープンキッチンへのリノベ事例を集めています。ご自身がキッチンに立っていると想像しながら読み進めてみてください。
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存在感のあるアイランドキッチン
カッコいいオープンキッチンといえばアイランドタイプ。周囲をぐるっと4方向に通路が取れる機能性の高さも注目ポイントです。スペースを取ってしまうのが玉にキズですが、コンパクトタイプのものを選ぶなど工夫する方法もあります。
リビングとつながる開放的なキッチン
スモーキーなグリーンの腰壁が目を引くこちらのキッチンは、オーダーメイドでつくられたものです。リビングの一角にあっても違和感のない、オシャレな仕上がりです。ヘリンボーンのフローリングともマッチして、高級感のある雰囲気をかもし出しています。リビングやダイニングで過ごす家族と会話しながら、料理の時間を楽しめそうですね。
木材パネルのコンパクトキッチン
天井現しやむき出しの配管などで無機質さを感じさせる空間の中で、キッチンの木材パネルが際立ちます。木材パネルはフローリングよりも濃い色味を採用しており、空間のアクセントにもなっています。キッチン背面の壁には棚板を設置。オープン収納棚は、飾るように収納できます。キッチンの床材を変えてゾーニングしており、さりげなく空間を分けていることもポイントです。
省スペースならペニンシュラキッチン
壁から突き出ている様子が、半島(Peninsula)を思わせることから名付けられたキッチンです。開放的でスタイリッシュでありつつ、アイランドタイプよりも省スペースなところが人気の一因です。
コンパクトタイプで壁面を見せる
整然と食器類が収納された壁面はギャラリーのよう。コンパクトタイプのペニンシュラタイプを選んだことで余白が生まれ、開放感のあるキッチンになりました。広く取られた通路から使い勝手の良さが想像できますね。ミニマムなキッチンは、スペースの都合からオープンキッチンに悩んでいる方にも参考になるのではないでしょうか。
キッチン側面も見せる収納に
限られたスペースの有効活用はリノベの永遠のテーマですが、写真のキッチンはリビング側や側面に収納スペースを設けています。お部屋のテイストに合わせてウッドを取り入れており、機能性とインテリア性の両立を目指しています。雑誌を収納するもよし、スパイスの瓶を並べるもよし。見せる収納が楽しめるデザイン性の高さがありつつスペースも有効活用できるアイデアですね。
非日常感のあるテーブル一体型キッチン
ダイニングテーブルをつなげて一体化させたオープンキッチンは、スペースの有効活用にも役立ちそう。ペニンシュラタイプのバリエーションと考えてもいいでしょう。アクセスしやすい場所にあるテーブルは、料理のセッティングから片付けがしやすいという利便性はもちろん、注目のリビング学習の場所としてお子さんの勉強スペースにもぴったりです。
孤独感のない造作カウンター
一人でキッチンに向かって黙々と作業していると、ふと寂しさを感じたりすることもあるかもしれませんが、カウンター越しに向き合いながらなら、お料理中の会話もはずみそうです。調理や家事で忙しく動いている様子を間近で見ている中で、家族が自然と家事を分担してくれる流れも期待できそうな、楽しいキッチンレイアウトの一例です。
木材を贅沢に使用したキッチン空間
カウンターと同素材のダイニングテーブルが、キッチンからつながり、オシャレなムードを盛り立てます。こんな空間なら外食の機会も減ってしまうかも?お部屋のスペースを圧迫しないサイズ感に抑えながら、調理のための作業スペース確保も十分に実現しているデザインにもご注目ください。
まとめ
色々なオープンキッチンをご紹介しましたがオシャレ、楽しそう、機能的と、それぞれに特徴があり、アイデアにあふれています。ご自身の頭の中で理想のキッチンを考えたなら、一度リノベーションのプロに相談してみましょう。経験豊富なプロならではのアイデアを加えて、理想以上のものを実現してくれるかもしれません。
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