洗面台の水垢汚れ。数日掃除をしていないだけでも、気になる水垢がついていることがありますよね。また、他の家事や仕事などで忙しく、毎日気にはなっているのにしっかり掃除する時間が取れない…と悩まれることもあるのではないでしょうか。
そんな時のために、ここでは何もしなくても水垢が取れてしまう魔法のような掃除方法をご紹介いたします。手が汚れる心配もありませんので、手荒れを気にする方にもおすすめです。
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酸の力で水垢を分解
水垢の汚れはアルカリ性の汚れであるため、酸で汚れを落とすことができます。
身近な酸性の製品としては、お酢やクエン酸が代表的です。お酢は料理用のもので構いませんので、あえて掃除するために新しく買う必要性はありません。また、クエン酸についてはなかなかご自宅にはないかもしれませんが、100円均一で購入することができますので比較的手に入れやすいでしょう。
必要なものはクエン酸orお酢、キッチンぺーパー、スプレーボトルのみ
準備として必要なものは、酸性製品(クエン酸、お酢)とスプレーとキッチンペーパーのみ。
1.スプレーに酸性製品と水を入れる。(クエン酸の場合はラベルに表示してある倍率、お酢の場合は水と1対1の割合)
2.水垢の汚れがついている箇所にスプレーをする。
3.スプレーをした箇所にキッチンペーパーを貼り付ける。
4.水垢の程度によって数分~1時間ほどおいてから流す。
この方法はスプレーを使うため手が汚れる心配もありませんし、磨くなどの面倒な作業も必要ありません。また、100円均一などで売っているクエン酸は、初めからスプレータイプのノズルが付いているものもあるので、そのようなものを購入すればますます掃除がお手軽に済みますね。
クレンザーや金たわしで磨いて汚れを落とすという方法もありますが、洗面台などが傷つく原因になりますので注意が必要です。その点、酸で落とすこちらの方法は、洗面台を傷つける心配がありませんので、安心して掃除をすることができます。
「酸」の注意点
スプレーして置いておくだけの便利なお酢・クエン酸ですが、注意点もあります。
これらは「酸」なので、濃度が濃すぎると素材を痛めることがあります。そのため、長時間の放置はしないようにしましょう。
また、市販の掃除目的の液体で「混ぜるな危険」と注意書きがされているものがありますが、そのような液体と「酸」が誤って混ざってしまうと、有毒なガスが発生することがあるため取り扱いにはくれぐれも注意しましょう。
また事前に素材の確認をしておくことも大切です。大理石や人工大理石・コンクリート・金属には使用を控えた方が良いため、必ずご家庭の洗面台の素材を確認してから作業をしてください。
指が届きにくい隙間などの掃除も可能
この方法のメリットは、磨く掃除では指が届きにくいところもきちんと掃除ができる点です。洗面台には、蛇口の裏や付け根の際など指では磨きにくい部分がいくつかありますよね。そのようなところにもこの方法ならスプレーで吹きかけるだけなので、きれいに掃除ができておすすめです。見にくいところまでしっかり掃除をして、ますます美しい洗面台を手に入れてください。
まとめ
ただでさえ悩ましい洗面台の水垢汚れですが、掃除をサボっているといつの間にか頑固な汚れになってしまうことも。そうなるとますます汚れを落とすのが大変になるため、やはり日々の掃除を忘れないよう心がけていきたいですね。とはいえただでさえ忙しい日常の中でこまめな掃除をするのは難しいですよね。そのような時には、ここでご紹介したような「スプレーを吹きかけて流すだけの掃除」を一度試してみてはいかがでしょうか。
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