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人気のあらわし(スケルトン)天井とは?相性ピッタリの素材の種類や特徴も紹介

むき出しのコンクリートがクールなあらわし(スケルトン)天井は、天井高を上げて部屋の広見せもかなうとして、リフォーム・リノベーションでも人気の手法の一つです。

今回は、あらわし(スケルトン)天井へのリフォーム・リノベーションの参考になるよう、メリットや注意点、インテリア作りに使える相性の良い素材などを紹介していきます。

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あらわし(スケルトン)天井は開放感とクールな素材感が魅力

あらわし(スケルトン)天井とは、天井の内装材を取り払い、躯体そのものをむき出しにして見せる天井のこと。

カフェやおしゃれな店舗などで採用されていたり、インダストリアル調やブルックリンスタイルのような工業的なクールさをインテリアに取り入れる流れにマッチしていたこともあり、一般住宅に使われることも増えているようです。

天井が高くなって開放感アップ

あらわし(スケルトン)天井にすると、一般的には天井が高くなるので、開放感ある部屋にすることができると言われています。

多くの住宅では、天井に配線や配管をするためのスペースがあり、その下に木枠などを組んで、板を張って見えないようにしています。あわらし天井は、この二重になっている天井を取り払ってもともとの天井を見せるので、天井が高くなるのです。

築年の経ったマンションや団地では、天井が十分に高くないところもよくあります。圧迫感や閉塞感を軽減する手法の一つとして、リフォーム・リノベーションであらわし天井が採用されることも増えているそうです。

実は幅広いテイストにマッチする

あらわし天井といえば、コンクリート躯体をそのまま見せてるので、ブルックリンスタイルやインダストリアル調など、クールでかっこいいインテリアテイストに合わせて採用されることが多いでしょう。

しかし、それ以外にも意外と幅広いテイストに合わせることもできるのです。

コンクリートの無骨さを抑えたいなら、塗装する方法もあります。ホワイト系やベージュ系などできれい目なカラーで塗装すれば上品な印象に。クロスで仕上げる二重天井に慣れている人にもあまり違和感のない雰囲気に仕上げることができるでしょう。

また、フローリングや大型の家具に木目のきれいなナチュラル系のものを使えば、コンクリートの無骨さが緩和されて、クールになりすぎないあたたかみのあるインテリアも作れそうです。

メンテナンスの手間が少ない

一般的なビニールクロスで仕上げる天井は、10~15年ごとに貼り替えをする必要があると言われています。それに対し、あらわし天井は基本的にそういったメンテナンスが不要で、汚れも目立ちにくいため、長い目で見るとメンテナンスコストが節約できると考えることもできます。

また、リフォーム・リノベーションのタイミングで、配管・配線の劣化具合をチェックすることもできます。見栄えを整えるために新しい部材に交換することもあるなど、大きな補修が必要になる前に設備を更新しておけば、長く使い続けられるでしょう。

参考:「スケルトン天井でマンションをグッとおしゃれに♪東京・千葉のリノベーション実例」

あらわし(スケルトン)天井にするならここに注意!

あらわし天井にする前に、デメリットについても理解しておきましょう。

冷暖房の効率が悪くなる

二重天井を取り払うので、住まいの保温性や断熱性が悪くなることが考えられます。また、空間が広がるのでその分、冷暖房にパワーが必要となりますので、光熱費が増えたり、エアコンを買い替えたりするためのコストアップも覚悟しておきましょう。

対策としては、窓を二重サッシにしたり、遮熱効果のあるカーテンやブラインドを使うなど、窓の断熱性を高める工夫をすることも考えられます。

上階の生活音が気になる

上階の足音など生活音が大きく聞こえるようになるかもしれません。二重天井の構造によっては音が増幅されていることもあるので、あらわし天井にしたほうが静かになることもないとは言えません。上階の物音がどの程度聞こえるのかについては、専門家に建物の仕様をチェックしてもらっておくとよいでしょう。

壊してみないと状態が分からない

工事を始める前は天井が見えないので、状態を知ることができません。そのまま使えるならいいのですが、あまり状態が良くないならば塗装などでリカバリーすることも考えておきましょう。

工事のコストがかかる

リフォーム・リノベーションで二重天井をそのまま生かすなら、クロスの貼り替え程度で済みますが、あらわし天井にするには解体工事が必要なので、その分の費用もかかってきます。また、壊した建材は産業廃棄物として処分するため、その費用も掛かります。

マンションでは工事ができないことも

マンションの工事は、マンション規約によって内容が制限されています。あらわし天井にすることで上階の配管にも影響が出る等の場合には、工事が許可されないこともあり得ます。また、最上階の屋根裏には断熱材が施工されていることが多いので、取り払うことができないこともあります。

あらわし(スケルトン)天井のインテリアに合わせたい素材

ステンレス

コンクリートの硬質な質感とステンレスので光沢のある金属質な素材感を合わせると、インダストリアル調のクールなインテリアが出来上がります。キッチンカウンターやレンジボードなどにステンレス素材のものを入れると、存在感あるアクセントになるでしょう。

アイアン

アイアンは、金属の質感があらわし天井にマッチする素材です。ブラックに塗装すれば、カッコよさも割増しになってさらに相性ばっちり。ホワイト系や木材を多用する内装に取り入れれば、ブラックが全体の雰囲気を引き締めてくれていますね。

無機質で工業的なあらわし天井に、フローリングやウッドパネル、木製の家具を合わせれば、程よいナチュラル感が加わります。コンクリートのカッコよさ、木のあたたかさの両方を味わえるインテリアです。

まとめ

リフォーム・リノベーションで人気のあらわし天井(スケルトン)について、特徴や注意点、合わせたい素材の種類などについてご紹介してきました。

あらわし天井は、天井を高くすることで開放感のある部屋になることや、コンクリートのデザイン性の高さなどが魅力です。インダストリアル調など無骨でかっこいいインテリアテイストによくなじみますが、塗装や内装、家具との組み合わせで幅広いテイストに合わせることもできます。

工事には注意点があるので、あらわし天井を検討する際には、プロに相談するようにしましょう。

参考:リノベーションスープ「スケルトン天井で天井をもっと高く! ラフに開放感に」
参考:コンクリート天井の魅力とは?スケルトン天井のメリットデメリットを徹底解説

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