Column

天井高を上げるリフォーム・リノベーションでお部屋の開放感アップ

天井の高い部屋は開放感があって素敵ですよね。リフォーム・リノベーションでは、部屋の天井高を上げる工事をすることもできます。

今回は、天井高を上げるリフォーム・リノベーションについて、その仕組みやメリット、デメリット、マンションで工事を行う場合の注意点などをご紹介していきます。

オシャレなリノベ事例を見る
リノベ相談できる会社を探す
100社を超えるリフォーム・リノベ会社の事例をまとめました! リフォーム・リノベ会社の

事例集ダウンロードはこちら

リフォーム・リノベ会社の

紹介サービスを見る

天井高を上げるリフォーム・リノベーションの仕組み

天井高とは部屋の床面から天井までの高さのことで、居室として使う部屋では2.1m以上にすることが建築基準法で定められています。とはいえ、天井高2.1mでは天井が低く圧迫感を感じる高さでしょう。現在の日本の住宅での一般的な天井高は、2.4mといわれています。

リフォーム・リノベーションでは、既に出来上がっている部屋の天井高を変えることになりますが、なぜそのようなことができるのでしょうか。それは天井の構造に秘密があります。

住宅では室内から見えている天井の裏に、配管や配線などをするための空間が設けられていることが一般的です。これを「二重天井」といいます。天井高を上げるリノベーションは、この二重天井を取り払うことで、天井を高くする場合が多いようです。

初めから天井の配管や配線が見えていて、仕上げ材の目隠しがされていないお部屋もあります。このような天井を「直天井」といいます。直天井の部屋では、それ以上天井にスペースがありませんので、天井高を上げることができない、ということになります。

二重天井なのか、直天井なのか、見分けるには天井を軽く叩いてみること。壁の中に響いているような音がすれば空洞になっている可能性が高いです。

戸建て住宅なら吹き抜け天井にすることも

戸建て住宅では、天井を取り払って吹き抜けを作る方法で、天井高をググっと上げることもできます。空に近い窓から光が降り注ぐ、明るく広々とした空間が暮らしの中にあると素敵ですよね。ただ、構造上、1階と2階の間の梁や、屋根の小屋組みの木材がむき出しになることがありますので、インテリアになじむのか、ほこりが溜まったら掃除はできるのか、といった点は事前に検討しておくべきでしょう。

床を下げる方法も

床下にもスペースがあることがあります。フローリング材の土台の下に空間があり、その下にコンクリートのスラブがあるタイプで、「二重床」と呼ばれます。二重床を取り払って「直床」にすれば床面が下がるので、その分、天井高を上げることができます。ただし、水回りの配管など二重床を撤去することが難しいこともありますので、専門家に相談してみましょう。

天井高を上げると効果的なのはリビング

天井高を上げるとお部屋の雰囲気を大きく変えることもできます。ここでは、天井高を上げるメリットを見ていきましょう。

天井高を上げるメリット

天井が高くなると空間が広がるので、開放感のある部屋となり、リゾートホテルのようなラグジュアリーな雰囲気を出しやすくなります。

また、部屋の採光や通気を向上させることもできます。窓を大きくしたり窓の数を増やしたりすることで、太陽の光をより多く取り入れることができるようにもなります。特に、隣接する建物が窓に迫っていて室内に自然光が届きにくい部屋では、天井を上げて高いところに窓を作ることで、自然光が入りやすくなることが期待できます。

天井が高くなると壁の面積も増えます。広がった壁面を活用して背の高い家具を置いたり、棚を取り付けたりすれば、収納を増やせるでしょう。

高さのある部屋にすることでインテリアの可能性も広がるかもしれません。海外の部屋やカフェで見かけるようなオシャレなペンダントライトやシーリングファン、大きなアート作品なども、天井高のある部屋でこそハマるデザインが多く見つけられそうです。

このように、部屋の開放感が増して明るくなり空間の活用手段も広がるのが、天井高を上げるリフォーム・リノベーションのメリットです。人が集まり、立っての移動が多いリビングは、天井高を上げて快適性が高まる代表的な部屋といえるでしょう。

天井高を上げる前に知っておきたいデメリットと注意点

天井高を上げれば開放感が出ますが、全ての部屋で天井高を上げたほうが良いかというと、必ずしもそうとは言えません。

天井高を低めにすることにもメリットがあります。落ち着いた雰囲気を作ることができるのです。座ったり横になったりして視線が低くなる姿勢を取ることが多い和室などでは、あまりに天井高があると、落ち着かないと感じることも。

天井高が上がり壁や窓が増えると、コストが余計にかかることも、事前に理解しておくべきポイントでしょう。必要な建材の量が増えたり、オーダーメイドのサイズで用意するために費用がかかったりすることも考えられます。照明器具の再取り付けもコスト増にもつながります。

また、二重天井を取り壊すことで、断熱性や防音といった住宅の性能が下がってしまう危険性も考えておきましょう。窓を気密性の高いものにしたり、効率の良い空調システムに変更したりといった対策が必要になるかもしれません。

リフォーム・リノベーション工事の特性として、取り壊して初めてわかることも多い点にも注意が必要です。天井を取り払うとコンクリートスラブや屋根を支える木材、配線や配管がむき出しになりますが、状態があまりよくないと、塗装をしたり見栄えの良いものに交換したりする費用がかかってしまいます。隠すために天井の化粧ボードを作り直すこともあり得ます。

さらに、天井裏が無いことでできなくなることもあります。例えば、ダウンライトなどの天井埋め込み照明は、原則として直天井では使えません。配線を移動することも難しくなるので、一旦取り付けると照明器具の位置変更がしにくくなります。

マンションでも天井高を上げる リフォーム・リノベーションができる?

マンションでも、直天井でなければ、基本的には天井高を上げるリフォーム・リノベーションができます。ただ、もともと天井裏のスペースがあまりないような物件もありますので、どのくらい天井高を変えられるのか、専門家にしっかり調べてもらうことをおすすめします。

マンションならではの理由で、二重天井でも天井高上げリノベーションが難しいことがあります。例えば、次のような場合が考えられます。

●最上階の天井には断熱材が入っている場合、二重天井を撤去することが難しい。
●二重天井に上階の部屋の配管も通っている構造になっている。
●マンションの管理規約で工事が制限されている。

オシャレなリノベ事例を見る
リノベ相談できる会社を探す

まとめ

天井高を上げて開放感のある部屋を作るリフォーム・リノベーションについて、ご説明してきました。天井が高く開放感のある部屋は素敵ですが、メリットだけでなく、デメリットやコストについても冷静に検討しておきたいものです。

参考:理想で最適な天井高は部屋によって違う?! 快適な空間のカギは天井にあった!
参考:リフォームで天井を高くすることはできる?天井高のしくみとリフォーム時の注意点

関連記事はこちら▼
完全版|天井のリフォーム・リノベーションのガイド〜種類・費用・事例まとめ〜

100社を超えるリフォーム・リノベ会社の事例をまとめました! リフォーム・リノベ会社の

事例集ダウンロードはこちら

リフォーム・リノベ会社の

紹介サービスを見る