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「アクリル樹脂」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

「アクリル樹脂」とは何か?|誰でもわかるリノベ用語集

誰でもわかるリノベ用語集200

■アクリル樹脂

「アクリル樹脂」とは、「プラスチックの一種」で、「アクリル酸およびその誘導体の重合によってつくられた合成樹脂」のことです。耐候性に優れているほか、加工性、着色性、透明性などの魅力もあります。無機ガラスに代わって照明器具や航空機の窓ガラス、光学機器、メガネのレンズなど幅広く使用されています。

各辞書・辞典からの解説

「アクリル樹脂」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。

(1)「デジタル大辞泉より
「デジタル大辞泉」において「アクリル樹脂」とは、「代表的なプラスチックの一種」で、「アクリル酸・メタクリル酸、およびそれらの誘導体を重合して作る合成樹脂の総称」であると説明されています。「透明度が高く硬いが、すり傷がつきやすい欠点」があります。

(2)「大辞林 第三版」より
「大辞林 第三版」において「アクリル樹脂」とは、「アクリル酸およびその誘導体の重合によってつくられた合成樹脂」のことです。「透明度が高く、軽くて丈夫で、酸・アルカリに比較的安全であるが表面にきずがつきやすく、アセトンなどの有機溶剤に溶けやすい」というメリットがあります。

(3)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「アクリル樹脂」とは、以下のような文章で説明がされています。
「代表的なプラスチックの一種。アクリル酸エステルあるいはメタクリル酸エステルの重合体で、透明性の高い非晶質の合成樹脂。高い透明性・耐衝撃性があり、熱可塑形成・着色が容易なことから、無機ガラスの代用品として建築や乗物の窓材、照明器具のカバー、道路標識、日用品、事務用品、工芸品など、幅広く利用されている。」

(1)〜(3)を合わせてみると、「アクリル樹脂」とは、「プラスチックの一種」で、「アクリル酸およびその誘導体の重合によってつくられた合成樹脂」のことであるとおわかり頂けたと思います。