誰でもわかるリノベ用語集011
■IHクッキングヒーター
「IHクッキングヒーター」とは、「電磁誘導加熱」とも呼ばれるもので、内部の金属に電気を流すことで調理器具をあたため、発熱させる加熱方法のことです。「IH」は「Induction Heating」の頭文字を取ったものです。
アメリカで発表されたと、日本国内では1974年から登場しています。
加熱時に火を使わない分火災の心配がなく、安全性が高いとも言われています。
各辞書・辞典からの解説
「IHクッキングヒーター」について、他の角度からも内容を見ていきましょう。
(1)「リフォーム用語集」より
「リフォーム用語集」において「IHクッキングヒーター」とは、「ガラスプレート下の磁気発生コイルに電気を流して発生させた磁力線が鉄製の鍋自体にうず電流を生じ鍋自体を発熱させる電磁調理器」と説明されています。
(2)「食器・調理器具がわかる辞典」より
「食器・調理器具がわかる辞典」において「IHクッキングヒーター」とは、「IHの技術を用いたコンロ型の調理器具」であると説明されています。その仕組については、「内部のコイルで発生させた磁力線により、電気抵抗を持つ金属製の鍋を発熱させる」とあります。さらに、「IHクッキングヒーター」のメリットとして、「火を燃やさないので室内の空気が汚れず、安全性が高い」としていますが、一方で「底が丸い鍋や、土鍋、耐熱ガラス製鍋などは使用できない」というデメリットもあります。
(1)(2)と合わせてみると、「電磁誘導加熱の技術を用いたコンロ型の調理器具」のことであるとおわかりいただけたかと思います。
「火を使わず安全性が高い」ほか、「部屋が汚れにくい」などのメリットがあるともわかりました。一方、一部使用できない種類の鍋もありますので注意が必要です。
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